検索窓
今日:9 hit、昨日:2 hit、合計:12,068 hit

ページ11





そんなことがあった翌日からあいつが俺に突っかかってくることはなくて
いつも、身構えてた俺も最初の頃は拍子抜け。
今じゃ、俺とは関わらないようにしてるみたいに余所余所しい。





あぁ、それは、それでイラつく。
なんなんだよ、あいつは。





お互いに前よりも距離を感じ
レコーディングでも、上手くハモれない。



いつもは、衝突を繰り返して
お互いが納得いくまでとことこん言い合うけど
あいつが、突っかかってこないと進むに進めないし
俺があいつに言ったところで はい、すいません。 としか言わない。




…なんなんだよ。



そんなイラつく日々が過ぎたある日。




今日は、玲於とメンさん、隼と裕太くんがラジオで他は休み

俺は、もっと歌のスキルを磨きたくて事務所のスタジオに籠っていた。





歌いだしてから2時間くらい、休憩で水を片手に楽譜を見ていたとき。
スタジオのドアをノックする音がした。



振り返って見ると、そこには、
休みのはずの亜嵐君の姿が。





亜「おつかれー。いやぁ、頑張ってるねー」





スタジオに入ってきた亜嵐君はいつもより軽装で
片手に財布と車のキーしか持っていなかった。


「…お疲れ様、どうしたの亜嵐君?トレーニングとか?」


俺の不思議そうな顔に満面の笑みでこちらを見る亜嵐君。



その顔、何か企んでますって見えるのは俺だけですか?




亜「涼太、今日休みでしょ?ちょっと付き合ってほしいとこがあんだけど。」


彼からの言葉に頭にハテナが浮かぶ。
結成してデビューして長い間一緒にいるけど、亜嵐君からこんなこと言われたことがない。


「なに?ちょっと怖いんやけど…。」

亜「ふふんッ大丈夫だって!きっと涼太も気に入るから。はい、ボイトレ終了!!ほら、片付けていくよー」




いつもより強引な亜嵐君に連れられて車の助手席に乗せられる。
俺が乗ったことを確認して亜嵐君は車を走らせた。









都会の景色からどんどん森林が増えていく…



「ねぇ、本当に亜嵐君どこいくの?付き合うんだから場所くらい教えてよ。」




サングラスをかけて車を運転する亜嵐君は首を横に振るだけ…。





亜「待って待って、もう少しで着くから(笑)。着いてからのお楽しみ!…それよりさぁ、」



亜嵐君の言葉が止まったことに不思議で運転席を見ると、





亜「涼太はさ?Aちゃんのことどう思ってんの?」








・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
97人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , THERAMPAGE , EXILETRIBE
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ESORA(プロフ) - くーちゃんさん» コメントありがとうございます!すごく嬉しいです。そして、完成させることができなくて本当に申し訳ございません。ただいま、花言葉にちなんだ作品と季節のイベントごとにちなんだ作品を考えております。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。 (2019年10月14日 21時) (レス) id: 25d2cc9f9e (このIDを非表示/違反報告)
くーちゃん(プロフ) - 終わってしまうのが悲しいぐらいこの作品が大好きでした…もしまたいつか更新される事などがあればぜひ見させていただきます!! (2019年10月5日 1時) (レス) id: 85a3dfc575 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ESORA | 作成日時:2018年12月9日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。