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週刊誌が出た次の日。
変わらず私は松竹座にいた。
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『った、、なんやこれ、。』
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ファンレターに仕込まれたカッターの刃は、
私の指にどんどん傷を作っていった。
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恭「A、もう読まん方がええんちゃうん？」
『ううん、大丈夫やで。』
恭「でもめっちゃ指切ってるし。」
『私のこと応援してくれる人も絶対におるはずやし、
その人のファンレターまで読まへんのは違うやん？』
恭「それはそうやけどさ。」
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1つ1つ、ファンレターを開けていく。
" 調子に乗るな "
" 早く辞めろ "
" お前なんかいらない "
" 誰も必要としてない "
開けていった手紙には、
ほとんどこんな内容ばかりで。
でも中には、
" 私は信じてます "
" 辛いだろうけど一緒に頑張ろう "
" 味方はたくさんいるよ "
なんて暖かい言葉をかけてくれる方もいて。
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正「A〜、大吾が呼んでる、、
って、指傷だらけやん、。」
『そうやねん、もう困ってまうわ〜。笑
次から開封するときは手袋いるな。笑』
正「無理せんでな、？」
『そんなん無理やわ。笑
ほら、多少の無理はせんと、
人生って楽しくないやん？笑』
正「なにをいいように言ってんねん。笑」
恭「やっぱりAって強いな〜。」
『私？私は全然強くないよ。笑
いや、正確に言えば " 私自身 " は強くない、かな。
私自身は弱くて脆いけど、
その周りをファンの方やスタッフさん、
そして大事な仲間が囲ってくれてんねん。
そのおかげやで。
私、最強の鎧の持ち主かも知らんわ。笑』
正「Aらしいな。笑」
恭「まぁ、俺が守ったるから安心せえ！」
『えぇ〜、恭平ひょろいやん。笑』
恭「なんやて？笑」
大「正門〜、A遅い。」
『あ、大ちゃん。
そっか、よしくん 私を呼びに来てんな。』
正「せやったわ。ごめん大吾。忘れとった。」
大「ひどない！？」
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こうやって笑いあってくれる仲間がおるだけでいい。
この人らのために。
そしてなにより、応援してくださるファンの方のために。
私はステージに立たなあかん。
絶対に負けへんで。
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みゆう(プロフ) - はじめまして！お話が面白くて主人公の女の子のキャラクターが私の好きなタイプで楽しく見させていただきました。4の方を見たいのですが、削除されているかで移行ができないのですが、続きはみれるのでしょうか？？ (2020年2月11日 9時) (
レス) id: 5fd3fda7e1 (このIDを非表示/違反報告)
ｻｻｷ｡(プロフ) - あゆさん» ありがとうございます！書かせていただきます！ (2019年3月19日 2時) (レス) id: 991a823977 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - リクエストお願いしてもいいですか？ 大吾くんが女優さんと仲良くしてるのをみて嫉妬するお話が見たいです！ (2019年3月18日 14時) (レス) id: c9a98f5d2f (このIDを非表示/違反報告)
ｻｻｷ｡(プロフ) - きてぃさん» ありがとうございます！描かせていただきます！ (2019年3月16日 1時) (レス) id: 991a823977 (このIDを非表示/違反報告)
きてぃ(プロフ) - 西畑くんとのお泊まりを書いてほしいです！宜しくお願いします！ (2019年3月15日 20時) (レス) id: 2c96e96f14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻｻｷ。 | 作成日時：2019年2月26日 23時
