推ししか勝たん！【TOP4＋fj】 (ページ17)

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TOP5 ページ17

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牛沢くんがバイト先に来てから2日後

私はというとTOP5のライブに来ていた。

くじ引きで久しぶりに最前列に行くことが出来た。

最前列は2ヶ月ぶりだから緊張している。

『最前列こわぁ』

最近ファンの中に女帝と呼ばれるキヨくんのファンが

居るらしく最前列の人達は目を付けられるみたい。

ちなみに女帝という人は皆から苦手意識されてるみたい。

そんなこんなで縮こまっていたらライブが始まった。

ライブが始まったら怖いとか言ってられなくて

牛沢くんを目で追うことが精一杯になっていた。

牛沢くんは私が最前列にいることが久しぶりだからか

驚いた後に指さしてくれて微笑んでくれた。

『牛沢くーん！！』

最前列にテンションが上がって大声を久しぶりに出した。

時は経ちMCタイムになって会場が静かになった時に

キヨくーん！と叫ぶ声が聞こえて振り返ると

悪目立ちしてるファンの人がいた。

あれが女帝と呼ばれてるファンの人なんだと理解した。

キヨくんは迷惑そうに顔を顰めていた。

レト「さぁさぁMCタイムですよ」

レトルトくんが切り替えてくれたことで

会場が少し明るくなった気がした。

フジ「何話すー？」

「この前驚いた事があったんだけど聞いてくれる？」

キヨ「うんいいよ」

「深夜にコンビニに行ったのじゃあファンの子が働いてたの」

レト「えぇ！それは運命だね？誰のファンだったの？」

「俺のファンの子なんだけど」

そう言って私の方を見た牛沢くんは確信犯だ。

フジ「俺誰か分かったかもー」

キヨ「俺も」

そう言ってレトルトくん以外目が合って

恥ずかしくなって思いっきり床を見た。

レト「俺分かんない…今日いる？」

「いるよ」

レト「うわ！探そ！」

キヨ「レトさん頑張れ〜」

フジ「ファイト〜」

レト「おいっ！棒読みやめろ」

それから皆世間話をしてMCは終わった。