あとがき【いんおう】 ページ3
硫化水素って賢そう｡
あ､どうもいんおうです｡
如何でしたか?
今回は誰でも当てはめられるような内容なので､メインの人物は無しにしておきました｡
さて､解説に移ります｡
今回は想い人を亡くし､それを追う夢主と､想い人を置いて亡くなった主役のお話です｡
内容は硫化水素ですね｡
作中にもある通り､硫化水素は毒性が強い為､致死濃度に溜まったところに行けば直ぐに危険な状態となります｡
また､硫化水素の毒性は､粘膜の損傷､呼吸系の阻害で綺麗に死ねる､とは言い難いです｡
実はこの硫化水素､とある年にネットに発生法が流出しまして……
その前年の硫化水素の自害者数は30人弱ほどだったのですが､その年になって1060人弱と大幅に増えているんですね……恐ろしい……
話を戻しましょう｡
1話目の最後に､
『意識を飛ばす直前､腐卵臭がした』
とありますが､これは硫化水素の臭いですね｡
硫化水素の濃度が薄い間は腐卵臭のような臭いがしますが､命に関わるほどになると､嗅覚が麻痺して臭いを感じなくなるそうです｡
ですから､意識を飛ばす直前に逃げていれば､命は落とさずに済みました｡
2話目の話に入ります｡
『寝ている少女』
というのはAちゃんですね｡
ついさっき意識を落としました｡
『入浴剤と洗剤を洗面器で混ぜる』
これは硫化水素の発生法です｡
実際にはもっと細かいことで発生するのですが､危険性が高い為書き込むわけにも行かず､ここらで抑えておきました｡
『少女が苦しみ始める』
Aちゃんが死に際に立たされているということになります｡
もう既に危険な状態なので､この際に命が助かるのは難しいでしょう｡
『彼の瞳が妖しく光り､彼は姿を消した｡』
お察しの方は多いでしょうが､彼は既に他界しているAちゃんの想い人です｡
霊となってAちゃんの元に現れ､Aちゃんの命が尽きたところで､あの世へ帰ります｡
来世や天国では2人でお幸せになって頂きたいです｡
以上で解説も終わりです｡
なんとなーく久しぶりなのでテンションが曖昧です｡笑
でもあとがきは真面目に書いた方だと思います｡
本日は以上。
それでは皆様、ご機嫌よう。
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作者名：国民6人 x他3人 | 作成日時：2022年6月24日 19時
