【余命宣告3】another story ページ6
〜ころん side〜
あー、暇。暇すぎて死にそう。
しかも今は8月の終わりの方。めちゃくちゃ暑い。しかも今は15時くらいで変に暑い。
ころん「A生きてるかなぁ〜。ちょっと電話してみよ」
ふとAのことが気になって電話してみたけど全然出ない。
どうしたんだろ、ただの外出だったらいいんだけど.........
ころん「よし、最後の綱はこいつだけ!」
僕はいつものゲーム仲間のさとみくんに電話をかけた。
さとみ「どした、ころん。彼女に捨てられたのか?」
ころん「あ!電話出てくれた!捨てられてはないんだけどさ、今死ぬほど暇なんだよ」
さとみ「彼女は?」
ころん「電話出てくれない。何かあったのかな?」
さとみ「気になるんだったら会いに行けばいいんじゃないの?あとお前明日付き合って3年目じゃなかったっけ?」
ころん「よく覚えてるねw」
さとみ「だって3年前僕に彼女ができた!ってめちゃくちゃ騒いでたじゃん。そりゃ覚えてるよ。」
ころん「あー。そんなこともあったな。」
さとみ「覚えとけよ!ていうか彼女は大丈夫なの?」
ころん「うーん。さとみくんが言うように会いに行ってみようかな。ありがと!さとみくん!明日は予定あるから明後日ゲームしよ!」
さとみ「おっけー!彼女と仲良くな〜」
やっぱり信頼すべきは友達だな。
早速Aに会いに行くかぁ〜
Aに会いにいくってだけで気分は上がる!
足取りはすごく軽い。
そう思ってるとAが好きなケーキ屋さんが見えた。
ころん「サプライズでケーキでも買おうかな!絶対あいつ喜ぶわ」
Aはサバサバしてる割には超甘党
だからケーキとかスイーツを食べる時は目がキラキラしててすっごい可愛い。
ってどんなAも可愛いだなんて口が裂けても本人の前では言えない.........
そうしてAの家に着きインターホンを押してみるけど返事がない。
ころん「そりゃそうだよなぁ。外出してたら家にいるわけないか。どうしよう、ちょっと待っとこっかな〜」
しばらくすると足音が聞こえてきた。
小さくて細くて、消えてしまいそうな足音
足音がする方をみるとAがいた。
ころん「やーっと帰ってきた.........ってA?泣いてる?」
そう言うともっとAは涙を流し始めた。
何があったんだろうか。
僕の腕の中に収まる小さな君。
静寂の中聞こえる君の泣き声。
戸惑いと心配が混ざる僕の心は
君になんて声をかけられるだろうか。
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作者 - パスワードを入れたら訂正できました!引き続き作品をお楽しみください! (2019年6月20日 11時) (レス) id: d0e37c3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 他の端末から見ているのでログインできなくて編集できてないのですが【残り47週間】が誤字りまくってます。本当に申し訳ございません!そして最後の終わり方も少し訂正しようと思っています。訂正は23時以降に行います。今日の夜も更新するつもりです。 (2019年6月20日 10時) (レス) id: d0e37c3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
あまくらげ(プロフ) - uu_0626さん» あっ.........wほんとだ!ころちゃんが女の子になってる!ご指摘ありがとうございます!また誤字があればばしばし言ってください! (2019年6月18日 18時) (レス) id: de86c4986d (このIDを非表示/違反報告)
あまくらげ(プロフ) - 希空さん» 初コメありがとうございます!面白いなんて言ってくださって光栄です!更新頑張ります! (2019年6月18日 18時) (レス) id: de86c4986d (このIDを非表示/違反報告)
uu_0626(プロフ) - 誤字ってますよ〜 ころちゃんの〇〇の彼氏じゃなくて〇〇の彼女になってます!! 伝わらなかったらすいません.....(´;ω;`) (2019年6月17日 23時) (レス) id: e773a66c4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あまくらげ | 作成日時:2019年6月12日 18時