【余命宣告2】 ページ4
-A side-
これはやばい。さすがに病院に行こう。
頭痛薬をいくらのんでも全く効かない。
ころちゃんが家に来てから3日間ずっと頭が痛い。ころちゃんに連絡しようかなって思ったけど迷惑かけたら嫌だから1人で行くことにした。
少し大きな病院に行っとこうかな、と思い電車に乗って病院に向かう。
足取りは重くころちゃんに黙っていくのも少し罪悪感があった。
A「お願いだからただの頭痛でありますよーに!」
そう願って20分くらい電車に揺られていくとすぐに大きな病院が見えた。
A「苺谷病院.........か。可愛い名前の脳外科だな。」
入ると美人の看護婦さんに案内され色々検査をした。
.........綺麗な顔が少し曇っていたのは気のせいと思っていいのだろうか。
看護婦「東条Aさん!6番診療室に来てください!」
A「はーいっと。」
お願いお願い。何もありませんように。
そう思って恐る恐るお医者さんの顔をみると深刻そうな顔をしていた。
医者「えーっと。東条Aさんですね。担当医の七森です。」
A「はい。東条です。よろしくお願いします。」
医者「よろしくお願いします。あの、かなり申し上げにくいのですが。単刀直入に言って大丈夫でしょうか。」
ん、まじか。
この流れ1週間前に見たドラマであったぞ。
この後すっごい重い病気つげられる展開じゃなかったっけ。
私は無意識にころちゃんとのツーショットをロック画面にしているスマホを握りしめていた。
怖い。怖い。いやだめ。聞かなきゃ。
A「は.........い。そんなに重い病気ですか?」
怖さを紛らわすためにへらっと笑いながらそう言うと七森さんはもっと深刻そうな顔でこういった。
医者「.........。ええ。東条さんの脳に.........
かなり末期の悪性腫瘍が見つかりました。」
156人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
作者 - パスワードを入れたら訂正できました!引き続き作品をお楽しみください! (2019年6月20日 11時) (レス) id: d0e37c3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 他の端末から見ているのでログインできなくて編集できてないのですが【残り47週間】が誤字りまくってます。本当に申し訳ございません!そして最後の終わり方も少し訂正しようと思っています。訂正は23時以降に行います。今日の夜も更新するつもりです。 (2019年6月20日 10時) (レス) id: d0e37c3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
あまくらげ(プロフ) - uu_0626さん» あっ.........wほんとだ!ころちゃんが女の子になってる!ご指摘ありがとうございます!また誤字があればばしばし言ってください! (2019年6月18日 18時) (レス) id: de86c4986d (このIDを非表示/違反報告)
あまくらげ(プロフ) - 希空さん» 初コメありがとうございます!面白いなんて言ってくださって光栄です!更新頑張ります! (2019年6月18日 18時) (レス) id: de86c4986d (このIDを非表示/違反報告)
uu_0626(プロフ) - 誤字ってますよ〜 ころちゃんの〇〇の彼氏じゃなくて〇〇の彼女になってます!! 伝わらなかったらすいません.....(´;ω;`) (2019年6月17日 23時) (レス) id: e773a66c4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あまくらげ | 作成日時:2019年6月12日 18時