嗚呼あなたに会いたいなって。

25 ページ26

時は流れ、ある日の土曜日


今日は土曜日


そう。土曜日





｢休みだあぁぁい！！！｣



土曜日って何かいいよね！
日曜日よりもいいよね！！


私結婚するなら土曜日派





じゃなくて！！



今日は休みなのだ。

出かけようか、うちでごろごろしてようか悩むところ…









＿＿＿＿ピンポーーーン




｢え。なにこんな朝から｣




少し警戒しながらドアスコープを覗く。




そこには、だいちぃくんとたなっちが談笑して私を待っているようだった。









二人だと気づいた私の行動は早い。


ｶﾞﾁｬﾘｯｯ

ﾊﾞﾀﾝｯｯ



｢どうされましたかｯｯ！！！｣




｢うお勢いすご｣

｢朝から元気〜｣



ははは、と笑う二人に見とれてしまう



｢あ、まだ部屋着か〜｣

｢だいちくんが言うと何かやばく聞こえる。｣



｢えっと、あの どうされました…？｣




｢あ、ごめん。今日さ、世間一般的には休みじゃん？｣



世間一般的には……
そうね、畑は火曜が定休日だもんね


｢そう、ですね｣


｢でさでさ！暇だったらでいいんだけど、動画撮るお手伝いをして欲しくて来ました！！｣


｢｣



え



どう……






え









動画のお手伝い？！？





アシスタントってこと！？

私が！！？



｢私がｯｯ？？！｣


｢朝からその声量出るの普通にすげぇわ。｣





｢いやほんとに私ですか！？間違ってませんか？！｣


｢そうですそうですAさんです｣

｢はじめくんからのお達しで。｣

｢お迎えに上がりました〜｣


｢絶対なにか間違ってますよね？？uuumの方を呼びに行くように言われたんじゃないんですか？？｣

｢間違ってません〜。はじめくんから、ちゃーんと『A、呼んできて。動画手伝って〜って言ってきて。』って言われました〜〜〜｣


｢｣






はじめくん…
あんた、朝から社員(爆)に何させてんだよ……

26→←24

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す