梵天のワンコちゃん。【東京卍リベンジャーズ】

13発目 ページ19

『だいじゅーよんかーい！！イケメンコンテストォ〜！』


「でーたーよ。コイツ酔ったら変なこと始める〜。」


『りんちゃんうるせー！...ん"んっ、ゆーしょーしょーひんは、Aちゃんの〜！きっす♡』


死ぬほど笑いながら机をバンバン叩くと、はるちーと蘭が腕まくりを始めた。

あ、武臣が逃げた！！


「今回は負けねェ...。」


「蘭ちゃんにちゅーする用意しとけよー。」


笑いながらソファーに座るココとカクチョーの間に飛び込むと、カクチョーがため息をついて自分のコートを掛けてくれた。


『あ、まって？カクチョー優勝。』


「「はぁ"？？」」


『ちゅー♡♡』


カクチョーのほっぺにちゅーしてやったわ。
あ、マイキーが怒った。


「おい...A飲みすぎだ。そろそろやめとけよ。」


そう言って頭を撫でてくれるカクチョー。
やっぱカクチョーが優勝だわ。


「お"い"Aェ！！なっんでソイツ(鶴蝶)が優勝なんだよっ！！」


「兄ちゃんも納得いかなーい。」


なんでカクチョーが優勝か...？
そんなんきまってるよ。


『顔。』


シンプルなカクチョーの顔が1番すっき。
ココの顔も好き♡


「おいおいおいまてよ！！はるちーのお顔よく見ろ！！ちょーイケメンだろ？！オマエオレの顔好きだろ！？」


「必死かよ。」


『ココの顔がすきー。シャンパン入りまーす！よいちょ♡』


シャンパンのラベル外しながらそう言うと、はるちーが悔しそうに叫んでた。

あ、ココが笑った。
つんつんココのほっぺをつついていると、はるちーが抱きついてきた。


「ハクジョーものがよォ...。誰とでもイチャイチャしやがって...。」


くそびっちが...とか失礼なこと言うはるちーを蹴り落として、1人で椅子に座ってチューハイ飲んでる万次郎に抱きついた。


『万次郎〜！！はるちーがイジワルしてくるー。』


ゆっくり頭を撫でられて、思わず唸ってしまった。


『あ"ー...。幸せ。』


万次郎の細い腰に抱きついて眠りかけてると、頭にデコピンされた。


「...部屋に戻ってから寝ろ。」


『ぅ...はーい。』


「鶴蝶、部屋まで連れてけ。」


「ああ。」


万次郎から引き剥がされて、カクチョーに抱き上げられた。

他のやつと違って丁寧だし、まじこういうとこがイケメンなんだよ。


『かくちょーう...。』


カクチョーのほっぺを手で包んで触る。
カクチョーはだいたい何でも許してくれる。


「前が見えねぇ。」


『えー。』


そう言いながらも笑っておでこにちゅーしてくるカクチョー。

...まじでこういうとこだぞ。


　

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