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「…あら、起きたのねA、おはよう」
……！！
それから、色々考えたけれど、
結局ママが来るまでどうにもならないと分かったので、大人しく待っていた
ここには、窓がないから時間が分からない
時計はあるけれど、朝なのか、夜なのかも分からない…
故に、ママが今「おはよう」といった言葉で、今は朝なんだと理解した
「…もっと暴れるかと思ったんだけれども、案外大人しいわね
聞きたいこと沢山あるでしょうし…、口元のソレは外してあげる」
…そう言って、ママは私の背後に周ると、口元の圧迫が緩んだ
「……っ、ママ、誤解だよ」
「…何がかしら？」
「…私、誰にもハウスの秘密なんて話してないし、脱獄を試みようなんてしてないっ！
約束は守ってる…だから、三人を出荷しないでっ」
私は、開口一番にそれを述べた
ママは、私の発言に少し驚くが、ニッコリと笑う
「…大丈夫よ、A
あなたは約束を破ったりしてない…、そんなことは分かってるわ」
「だったらなん「ねぇA、今日は何月何日…？」」
「…は」
私は何を聞くのか…と思った
そんなことよりも、この拘束を解いてよっ
どういうつもりなの…、
「…なんでそんなこと聞くの
それよりも、この拘束を解いてよっ、誤解は解けたでしょ！
誰にも言わないから、ここで拘束されていたことは…」
そう言って、少し暴れてみせる
…しかし、いくら動いても、この手錠が外れることはなかった
「…いいから答えなさい、A
今日は、何月何日…？
あなたは今日、何をしていたの…？」
「……っ！！！」
先ほどよりも強い剣幕でそう尋ねるママ…
こんな恐ろしい顔…見るのは久しぶりだ
大人しく質問に答えるしかない
そう感じた私は、質問に答える
「今日は…”9月17日”…
朝起きて、ご飯を食べて、テストして…その後に採血をした
それから、外で遊んだか本を読んでいたのかは分からない…」
私は、今日…否、昨日の覚えている出来事をママに伝えた
なぜ、そんなことを聞くのか…
「…A体調はどう？」
「…気持ち悪い、吐き気がする」
「頭は、どう？痛い？」
「…いや、そんなに」
「8×6は…」
「…48」
それからしばらく簡単な質問に答える…
「A、落ち着いて聞いて
あなたは今、約2ヶ月ほどの記憶を失っているわ…
今日は”11月4日”よ」
……え＿＿
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キーさん(プロフ) - すごく素敵な作品だと思いました！！続きがとても気になります！更新待ってます！ (2021年7月26日 22時) (
レス) id: 1d2c287881 (このIDを非表示/違反報告)
あおい あお(プロフ) - 茉桜さん» わぁ！そう言って待っててくださってたのとっても嬉しいです(T . T) 待っててくださりありがとうございますm(__)m (2021年4月30日 7時) (レス) id: 6beefee80f (このIDを非表示/違反報告)
茉桜 - 更新きた！！まってました！！！ (2021年4月29日 21時) (レス) id: eb9aeee422 (このIDを非表示/違反報告)
あおい あお(プロフ) - 茉桜さん» 大変遅くなりました！今日から少しずつ更新していこうと思いますので、よろしくお願いします！ (2021年4月29日 13時) (レス) id: 41cbe0148b (このIDを非表示/違反報告)
茉桜 - 続き待ってます！ (2021年3月28日 17時) (レス) id: e733f81bfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおいあお x他1人 | 作成日時：2020年10月23日 3時
