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私がもっと驚いた反応をするだろうと思っていたギルダとアンナはその言葉にとても驚いていた
「…あ、ごめん
多分、私思い出せないだけで、話は聞いてると思うんだ
でも、本当にレイを燃やすつもりではないんでしょう？
代わりの何かを燃やすとかするの？
でもね、確信はないんだけど、
多分私たちの身体のどこかに”発信器” があるはずなのよ…
だから、まずそれを取り除くか壊すかしないと…「知ってる！」」
私が、このハウスの事実を知ってから、ずっとあるだろうと懸念していた”発信器”の存在
それについて、語っていると遮るようにアンナが声をあげる
…知ってるって、発信器の存在…？
それとも場所…とかも？
「…発信器は、ここ、左耳のこのあたりにある
それに、この発信器は壊せる！レイが壊す機械を作ってくれたから」
続けてアンナがそう言った
左耳の耳たぶの少し上…触ってみると確かにコリッとした感触がある
いや、そんなことよりも…
「…え、発信器壊す機械を作った…？レイが…？
え、天才じゃん……、え 天才かよ…」
そう言って驚きを自分の中で反芻させて抑える
「…っだから、レイの発信器だけ敢えて壊さずに、火災の現場に置いていく
そうすることで、ママは消火せざる負えない。その間に逃げる…」
「…分かった、理解した
とってもいい判断だと思う
レイがなんで自分を犠牲にしてそう考えたのかは分からないけれど、そんなことやりそうな気がする…」
何が原因で、レイはそんなことしようとしたんだろう…
多分、私はそのことを知っているはずだし、いずれ思い出すと思うので今は考えないでおく
「それで、Aはどう逃げればいいか考えたんだけれど、
…やっぱりどう考えても、ママが消火に手こずっている間にAを連れて行く他無いんだよね…」
ギルダは、悔しそうにそう言った
…そうだね、夜だと確実に書斎にいるだろうし、
確か…、洗面の方に隠し扉があったような
「…それで、発信器を取り除いて、ママがその場に駆けつけるのと同時に、レイにはAのところに向かってもらう」
「…そうだね、その時点で発信器が感知されないで行動できるのはレイだけだろうし…
レイに頼む他なさそうだね…」
私の現時点での問題点といえば、発信器と、この手錠…だろうか
あとは、体力低下で、みんなに着いて行けるかも不安ではある…
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キーさん(プロフ) - すごく素敵な作品だと思いました！！続きがとても気になります！更新待ってます！ (2021年7月26日 22時) (
レス) id: 1d2c287881 (このIDを非表示/違反報告)
あおい あお(プロフ) - 茉桜さん» わぁ！そう言って待っててくださってたのとっても嬉しいです(T . T) 待っててくださりありがとうございますm(__)m (2021年4月30日 7時) (レス) id: 6beefee80f (このIDを非表示/違反報告)
茉桜 - 更新きた！！まってました！！！ (2021年4月29日 21時) (レス) id: eb9aeee422 (このIDを非表示/違反報告)
あおい あお(プロフ) - 茉桜さん» 大変遅くなりました！今日から少しずつ更新していこうと思いますので、よろしくお願いします！ (2021年4月29日 13時) (レス) id: 41cbe0148b (このIDを非表示/違反報告)
茉桜 - 続き待ってます！ (2021年3月28日 17時) (レス) id: e733f81bfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおいあお x他1人 | 作成日時：2020年10月23日 3時
