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それから、一年が経過して、もうすぐ7歳の誕生日を迎える時…
「ねぇ！なんで引っ張るのレイ！
今日は外で遊びたいんだけれど！！」
「…今日も勉強するぞ」
白雪姫の本をきっかけに仲良くなり始めた私とレイだったが、
6歳の後半から、レイは読書の合間に私に勉強を教えるようになってきた
その当時は、なんで勉強？
なんで急に！？
なんてことを思っていたけれど、今考えたら理由は一つ
私を出荷から免れさせる為…
その頃から、私の成績は伸び悩んでいた
決して勉強が出来ないわけでは無かったが、その当時は私が一番ビリだったらしい…
最初は、同い年の中でも優秀な3人に追いつきたくて、レイに言われるがまま渋々勉強をしていたけれど、そのうち、私の勉強時間はみんなが就寝した後と早朝の時間にまで渡り行うようになる
しかし、そんな努力も報われず、７歳になる前日に、私はママから呼び出された
ママの書斎に呼び出されたかと思ったら、
「…A今から話すことは、誰にも内緒の話よ
だから、ママの秘密基地で話しましょうね」
なんて言って、本棚の後ろの扉を開いて、秘密の部屋に招かれた
「スゴイ！こんな部屋あったの！？」
なんてテンションが上がっていたのも束の間…
「…A、今からとっても大事な話をするわ
その話を聞いて、これからどうするかを決めるのはあなた次第…」
そう言われて、突如話された、このハウスの事実…
今までとっても優しかったママの顔が怖かったのを覚えている
私は、どうするかなんて考えられなかった
そんなことよりも、今まで喜んでいた里親報告が、その子供たちの死亡宣告だったという事実…
そして、ハウスを出て行った子供たちは…もう…みんな
「A、私はあなたには生きて欲しいわ
だから、毎日Aが私のお仕事の協力をしてくれたら、貴方はまだ生きられる…」
これを断ったら…私は死ぬ……
死にたくない…
「…分かった」
私は生きられるという理由だけで、延命させてもらった
「そう、ありがとうA
ただし、条件があるわ」
このハウスの秘密を他言しないこと
私が脱走を試みないこと
採血を毎日行うこと
「この秘密を守れなかったら、Aが一番仲良くしている、
エマ、ノーマン、レイを即出荷するわ…
…A秘密を守ってくれるわね？」
その時の感情は正直、恐怖でしか無かったから、よく覚えていない
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あおい あお(プロフ) - れさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとっても嬉しいです！もっと魅力的な作品にできるように頑張ります(^^)/ (2020年10月21日 14時) (
レス) id: d4a24413d4 (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - 夢主ちゃんが魅力的で、とても好きです、、読みやすいですし、、とってもおもしろいです！これからも楽しみにしてます、、！頑張ってください！らぶです！！ (2020年10月21日 0時) (レス) id: aa6293ecb2 (このIDを非表示/違反報告)
あおい あお(プロフ) - 我妻レイさん» ありがとうございます！！そのお言葉がとても嬉しいです、引き続き頑張ります( ´艸｀) (2020年10月20日 0時) (レス) id: f2491022db (このIDを非表示/違反報告)
我妻レイ - 続編おめでとうございます！！そうですね〜これから二期も始まるのが楽しみです！原作は終わっちゃったけど…頑張ってくださいね！(*^^*) (2020年10月19日 6時) (レス) id: 652a598782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおいあお x他1人 | 作成日時：2020年10月18日 6時
