570 ページ26
話し終えて、どうやら二人には信じてもらえたようだった
レイに促されて、廊下に出たノーマンを追いかけ、
「ちょっと、ノーマン！どういうつもり？」
「ひとまず信じてもらえてよかった」
「いや あれはマズイだろ」
私とレイは、さっきまでのことをノーマンに詰め寄る
「何が「わからない」「助けに行こう」だ
あそこは「死んだ」って言っとけよ…！」
「もう死んでしまったって分かりきっているのに…望みはないのに…
希望を持たせてどうするの？
エマは、自分たちが何を言われても構わないって言っていたけれど、本当に傷つくのはあの二人なんだよ、今すぐ本当のこと言って！！」
私は思わず、時間を忘れて大声を出してしまった
「…Aがそんなに感情的になるなんて珍しいね
でも、円滑に引き入れるにはあれがベストだった」
いや、そうじゃなくて…
「そりゃ ただ鬼の世界にとび出そうってのも「うん行こう」とはならないけれども…！
もしあいつらがスパイじゃなかったら…
この嘘は残酷すぎる… ありもしない希望を与えるなよ…！
真実はいつどう言うんだ？”言える”のか？」
そうだよ、レイの言うとおり
本当のことはいつ言うの…なんていうの？
「その時はその時だよ
まだ二人が「情報源」だって線もぬぐえないしね」
「いや、そうだけど…そうじゃなくて…」
私は、うまく言葉が出てこなくて、言い返したいけれど何も言えなかった
「…Aにはさっきも言ったけれど、ロープの在り処、
二人にはこう伝える」
ドンには「僕のベッドの裏」
ギルダには「２階トイレの天井裏」
え？？
談話室と音楽室じゃなかったの？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 392人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「約束のネバーランド」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
lkwisterven - あおい あおさん» じゃぁ、期待して、頑張って寝て待ってます！ (2019年8月23日 22時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい あお(プロフ) - lkwistervenさん» コメントありがとうございます＾＾どうなんでしょうかね！今後お話を読み進めていただけると、わかるかと思います！ただ、少し先になるかと思います汗 ここまで読んでいただき本当にありがとうございますm(__)m そして、返信遅くなりました、申し訳ありません！ (2019年7月9日 3時) (レス) id: 42aa118081 (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - 外の世界って言うことは鬼の世界から来たのかな？ (2019年7月5日 17時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおいあお x他1人 | 作成日時：2019年7月4日 8時
