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「もしあなたがあの日”収穫”を見たのなら
私はあなたの味方よ」
…いま、シスター
“収穫”っていった？
それって出荷のことよね？
「見ぃつけた」
シスターは、エマたち3人を見つけて、そう呟く
そして、一瞬にして元の表情に戻す
「…そこの木の後ろに、Aもいるわね？
出ていらっしゃい、もう走れないでしょう？」
そう言って、私が隠れている木を見つめるシスター
仰る通りで、私はもう体力が残っていない
汗ひとつかいていないシスターから逃げ回ってもすぐに捕まるだろう
「ハァハァ…」
息切れしていた私は少し呼吸を整えてから、諦めて姿を現そうと、シスターの前に出たその瞬間…
___グイっ
「ひゃっ」
右腕をすごい力で引っ張られ、為すすべもなくそのまま引きずられた
___
「ハァハァ…ま、待ってレイ
私、も、もう限界だから、追いてって……
…足手まといになる」
私は、前を走っているレイにそう言ったが、聞く耳を持たないのか、反応がない
自ら、右腕を引っ張って脱出を試みるもビクともしない
コイツ、どんだけ馬鹿力なの…
とはいえ、今朝も例外なく採血を行った私は、貧血気味で、心なしか視界も揺らいできている
いやでも、レイのペースについて行けなくなった私は、走る速度が極端に落ち込む、
それに気づいたレイは一瞬足を止め、私を見た
その瞬間、限界が訪れたのかそのまま前に倒れこみそうになるところを、レイが支えてくれる
「…ごめん、本当に…
このままじゃ…足引っ張っちゃうから、お願いだから…追いてって…」
ぐらんぐらんとしている視界の中、レイの目を見ながら訴える
途端にレイは悔しそうな顔をしたと思えば、
「ぜってぇ、いやだ」
と言って、そのまま私は担がれた
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lkwisterven - あおい あおさん» じゃぁ、期待して、頑張って寝て待ってます！ (2019年8月23日 22時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい あお(プロフ) - lkwistervenさん» コメントありがとうございます＾＾どうなんでしょうかね！今後お話を読み進めていただけると、わかるかと思います！ただ、少し先になるかと思います汗 ここまで読んでいただき本当にありがとうございますm(__)m そして、返信遅くなりました、申し訳ありません！ (2019年7月9日 3時) (レス) id: 42aa118081 (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - 外の世界って言うことは鬼の世界から来たのかな？ (2019年7月5日 17時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおいあお x他1人 | 作成日時：2019年7月4日 8時
