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___ギシッ
古くなった床を踏んだのか、軋んだ音が響いた
私は今、図書室にいる
何時間か前に、シスターとの会話を終え、
今は草木も眠る深夜2:00過ぎ
私の質問に対するシスターの答えは、今後の状況次第ということになり、一応手を組むという話は飲むことにした
冬に近づいているということもあり、ハウスの気温はいつもより低く、夜は真冬並みに冷え込む
いつもより厚着をしているとはいえ、ストーブも無い図書室はとても寒い
明かりもない図書室を、カンテラ片手に何周もして、私は”アルバール"という私の苗字について調べようとしていた
シスターの話が本当か嘘か今は分からないが、せめて、私の苗字がどの国のどの地域のものなのか…
それだけでも知りたくて、先程から数時間、本を掻き分けて探しているが、一向に見つからず、途方に暮れていた
そんな本、此処にはないのかな…
そう思い、諦めて部屋へ戻ろうとした時、
___ガチャ ギィィィ
図書室の扉が開く音がして、思わず固まる
え、誰…！？
いや、この時間だし誰も起きてないでしょ…
草木も眠る丑三つ時…時計の針はもうすぐ30分を指そうとしている
嫌でも、幽霊やお化けといった非生命体を思い浮かべた私は、身の危険を感じ、すぐさまカンテラの火を消した
そして、部屋の隅に身を隠し、しゃがんで息を潜めた
___ギシッ ミシッ
古くなった床を踏んだのか、扉を開けて入ってきた何かは、こちらへ近づいてきたのが分かる
それが分かってから、恐怖でパニックに陥り、何も考えられなくなってしまった
どうしよう、どうしよう…
動かないと、動け、私！
そう念じても腰が抜けたのか、足に踏ん張りも効かず、
叫びたくても声も出ず
ただ近づくそれを恐れることしか出来ず、
足音が近くにまで迫ったとき、
「…いやっ、」
と小さく悲鳴をあげると同時に
足音の主がこちらを覗いた
「…こんな時間まで何やってたんだよA」
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あおい あお(プロフ) - 藤李さん» コメントありがとうございます(*ﾟ▽ﾟ*)そう言っていただけてとても嬉しいです!!!オチはそうですね…今のところレイを予定しています。（私はノーマン派なのですが笑 エマノーマンが好きなので）更新頑張ります！これからもよろしくお願いしますヽ(；▽；)ノ (2019年7月4日 9時) (
レス) id: f2491022db (このIDを非表示/違反報告)
藤李 - 楽しく読ませていただきました。とても面白かったです！夢主の女の子もとても可愛くて抵抗無く読むことができました！(苦手なものが多いので…)お、オチはレイですか？ﾄﾞｷﾄﾞｷともかく更新楽しみにしています！深夜投稿でもお体にはお気をつけてください！ (2019年7月3日 20時) (レス) id: ccc56f3f02 (このIDを非表示/違反報告)
あおい あお(プロフ) - 心様 大変返信が遅れてしまいました。申し訳ありませんm(_ _)m ありがとうございます！そう言っていただけるととても嬉しいです(*ﾟ▽ﾟ*) 約ネバは人気ですね、投稿してまだ数日ですが登録者がこんなに増えると思っていませんでした笑 更新頑張ります＾＾ (2019年5月26日 22時) (レス) id: f2491022db (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - 初コメ失礼します。とても面白いです。頑張ってください！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
あおい あお(プロフ) - モモンガ様 返信遅くなりました、見てくださりありがとうございます(*ﾟ▽ﾟ*) そうですね、ほかの作者さんとは違った物語を書いてみたかったので意識した部分もありますよ！これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年5月18日 20時) (レス) id: f2491022db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおいあお x他1人 | 作成日時：2019年5月14日 20時
