迷子の時間3 ページ16
緑谷の部屋を掃除し終え、机の上にある将来のためのヒーローノートというものを見つめた。
『出久君もヒーローになるんだ！百ちゃんとお揃い！』
ドクン
(まただ、、なんだろう、、、出久君、、ヒーロー、、、)
と考え込んでいたがノートがパサッと下に落ちて我に帰る。
『うーん、それにしても暇だなあ、、そうだ！！全部のお部屋のお掃除をしたらいいんだ！』
と思い結局全部の部屋の掃除をすることにし、せっせと掃除をする。
終わる頃に時計を見るともう攫われてから2時間経っていた。
『百ちゃん、心配してるかな、、、傘もないしどうしよう』
Aは百と一緒に勉強していたが、外に出かけることはなかなかなかった。
そのため地理が全く分かっておらず、まさか鳥に連れていかれて愛知から静岡まで来ているとは思っていなかった。
そのためどうしようと言ったものの
『まあすぐに帰れるよね、お紅茶飲みたいな』
と言いキッチンへ向かった。
『お紅茶はどこに、、あ！あった！』
ふふっと笑い、次はデザートを何にするか冷蔵庫を見る。
『マフィンにしよっと！あっ！そうだ！お家に帰ってから百ちゃんにも食べさせてあげよう！』
と材料を混ぜて焼く。
『できた〜！』
焼きあがったマフィンを取り出し、紅茶を入れて一息つく。
『カップが大きくて飲みづらいけど美味しいな』
いつまであればAサイズのものを百が作っていたため何不自由なく過ごせたがここではそうもいかず少しため息をつく。
紅茶とマフィンを食べ終えてAはテーブルに焼いたマフィンと紅茶を置く。
それと同時に扉が開く音が聞こえた。
『帰ってきた！ぬいぐるみのフリしないと！！！』
と言い急いでソファの上に座った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 868人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真白 - 終わっちゃったぁ..... (2023年1月23日 12時) (
レス) @page30 id: a05f5ff0b0 (このIDを非表示/違反報告)
cordero(プロフ) - 癒されました。 (2020年9月3日 2時) (レス) id: 2e348f3831 (このIDを非表示/違反報告)
十柱瓜 - うわ、久しぶりに見つけた。もう一年経ってんのか。てか、結局更新止まっちゃったんだ…。 (2019年12月26日 21時) (レス) id: b7a49d6e6e (このIDを非表示/違反報告)
音木(プロフ) - めっちゃ続きが気になります。 (2019年7月17日 20時) (レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - なぜっ！！終わっているの！！？続きを！！！！！ください！！！！！ (2019年5月20日 16時) (レス) id: 0e16f17741 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リリリ | 作成日時：2018年9月3日 1時
