【ヒロアカ】田舎少女のヒーロー道【爆豪勝己】【切島鋭児郎】【轟焦凍】 (ページ49)

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突拍子も無い言葉ページ49

『あの、爆豪君、、なんでだべ？』

どうしてこうなったのだろうか。水竜は荷物を置いて特訓の準備をして玄関を出るとなぜか爆豪がまだいた。

否、待っていた。

爆「おせぇ、早く行くぞ」

と腕を引かれるが水竜の頭の中はハテナだらけになっていた。

BOOOM

「、、、」『、、、』

(ものすごくやりにくい、、、)

腕を引かれて連れていかれたのはいつも特訓している場所。
爆豪は水竜が特訓しているところの隣でトレーニングをしていた。

(爆発音がたまに聞こえるのは爆豪君だったのか、、)

と思いながらも時計を確認するとそろそろ切島と約束をした時間になるため帰る支度をする。

「帰るんか」

『う、うん約束があるから、、』

「、、、、クソ髪の方が好きなのか」

『へ？えっと、、』

突然切島のことを聞かれてすぐに返事ができなかった。

「チッ、、、」

といい爆豪がズカズカと水竜に近づいて行く。

『ば、、ばくご、、う君、、？』

警報がなった時ほどとはいかないが、爆豪にジリジリと近寄られ、明らかに話す距離ではないくらいの近さになる。

(また何か変なこと言ったのかな、、、)

「、、、好きだ」

『、、、え、、？』

(好きって、、、告白、、、？)

水竜は真っ赤になり、恐る恐る爆豪の顔を見るとあの時と同じような寂しそうな顔をしていた。

『あの、、爆豪君、、？』

と呼ぶとハッとして、

「俺は辛いもんが好きだ、今週の日曜日の昼飯に作れ」

と突拍子も無いことを言い相変わらずズカズカと帰って行った。

(、、、あ、好きって辛いもの好きだから作ってくれってことか、、、恥ずかしい、勘違いしちゃってたよ、、、、

心臓が止まりそうだったよ、、、、)

と熱くなった頬を仰ぎながら自分も帰ろうと荷物を持って帰路に着いた。