【ヒロアカ】田舎少女のヒーロー道【爆豪勝己】【切島鋭児郎】【轟焦凍】 (ページ48)

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爆豪と帰るpart2 ページ48

(今日のヒーローの授業は濃かったなあ、入試一位の爆豪君に推薦入試の轟君、、、)

2人ともあまり人と話すタイプではないが、水竜は今日2人と話してもっと仲良くなりたいと思っていた。

耳「A～帰るよ！」

『あ、うん！』

八「私も正門までお供してよろしいでしょうか？迎えの車が来ますの」

というと近くにいた麗日がブルジョワァといい倒れ、すかさず飯田がツッコミを入れ、緑谷君がオロオロしてる。

(いいコンビだなあ)

と水竜は笑い、3人にまた明日！と言い、八百万とは正門で別れ、耳郎と駅まで歩いて帰った。

一方八百万は轟が水竜に好意を抱いていることに気づき少しワクワクしていた。

八(轟さんはきっと気づいていませんが、Aの事が好きですわ、、クラスのリーダーとして私がサポートしなくては)

と車の中でプリプリしながら燃えていた。

耳「あんた今日はほんと災難だったね、2人ともあんまり話さない感じのやつらだし」

『うん、、でも2人ともいい人たちだよ！楽しかった！！』

耳「へぇ、、私にはそう見えないけどな～あ、そうそうこれあたしのオススメ。また聞いてみてよ」

とCDを渡し耳郎は言い反対側のホームへ向かった。

(百ちゃんも響香ちゃんも同じ方向だったらなあ)

そう思いながら電車を待っていると

爆「おい」

と聞き慣れた声がした。

『爆豪君！！なして！？』

(確か、授業が終わって速攻帰ってたような気がする、、)

爆「テメェと同じ方向なんだからここにいて当たり前だろアホかよ」

と罵倒される。

(成り行きでまた一緒に帰ってるよ、、、何か話して、、、)

とオロオロしていると

爆「テメェはそのすぐ動揺する癖をなんとかしやがれ」

といい頭をわしゃわしゃとされる。

『わっ！髪が！！』

爆「それでいいんだよ」

と爆豪は満足そうに笑う。

そんなこんなで水竜は爆豪と話しながら帰った。不思議と会話は途切れることはなく、水竜は楽しいと思うと同時に爆豪がたまに見せる笑った顔に少しドキドキしていた。

『ずっと笑ってたらいいのに』

と水竜は無意識に心の中で思ってたことを言った。

爆「あ゛ぁ？」

『ひぃっ！！いや、その、せっかく爆豪君、優しいのにみんなに勘違いされちゃってるから、、、』

というと爆豪はびっくりした顔をした後、いつもの怖い顔に戻りズカズカと歩き始めた。