【ヒロアカ】田舎少女のヒーロー道【爆豪勝己】【切島鋭児郎】【轟焦凍】 (ページ28)

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学級委員長ページ28

相「さてHRの本題だ、、、急で悪いが今日は君らに、、、」

もしかして、、、また臨時テスト！？

水竜の頭の中には除籍という二文字がよぎり体が震えそうになる、、、

「学級委員を決めてもらう」

「「「学校っぽいの来たーっ！！」」」

(よ、よかった、、、)

相澤先生の言葉に皆は自分がやりたいと挙手をし始めた。

(みんなすごいなあ、でもそうだよね、、ヒーロー科のリーダーだもん、、)

「静粛にしたまえ！」

そんな飯田君の言葉にが教室が静かになった。

「多を牽引する責任重大な仕事だぞ！やりたい物がやるモノではないだろう！これは投票で決めるべき議案！」

そう言いつつも飯田君の腕は真っすぐ上に伸びていた

『フフッ』

面白くて笑ってしまった。

切「そびえ立ってんじゃねーか！何故発案した！」

梅「日も浅いのに信頼もクソもないわ飯田ちゃん」

「そんなん皆自分に入れらぁ！」

飯「だからこそここで複数票を獲った者こそが真に相応しい人間ということにならないか」

確かに飯田君の言う事は筋が通っている。

入試の時から思っていたけど彼は真面目だししっかりしてる。

(興香ちゃん、百ちゃん、切島君、爆豪君、、ごめんなさい。私は飯田君に入れます！)

緑「僕、三票ーーー!!!?」

緑谷が三票。八百万が二票。あとは水竜、麗日、葉隠を除いて一票ずつだった。

「なんでデクに……！！誰が……！！」

「まーおめぇにいれるよかわかるけどな！」

「クソが！！！おい水竜、てめぇ自分に入れねーなら俺に入れろや！！」

『ひぃ！！でも爆豪君はあまり向いてないかなって、、』

シーーーン

切「ぶははははははAやるな！！！」

上「爆豪どんまい！！！！」

爆「てんめぇ、、、、」

とミシミシと音を立ててこちらを睨みつけてくる。

(あ、やっぱりおがあさん私ダメかもしれない)

と自分の選んだ言葉を後悔した。

飯「静粛にしたまえ！！！だが、、くそう、わかってはいた！！流石に聖職といったところか、、だが、1票入れてくれた人、ありがとう、、、」

梅「他に入れたのね、、」

切「おめぇもやりたがってたのに。なにがしたいんだ飯田、、」

結局委員長が緑谷、副委員長が八百万になった。

緑谷の教壇で背を丸めて震える姿はなんとも頼りないものだった。人のことは言えないが。

ふと、飯田の方に目を向ければ、俯いて机を見つめていた。

(私は飯田君が一番適正だと思ったんだけどな)