【ヒロアカ】田舎少女のヒーロー道【爆豪勝己】【切島鋭児郎】【轟焦凍】 (ページ18)

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vsかっちゃんページ18

2人の言い争いがヒートアップし、遂に互いの拳がぶつかろうとした時、緑谷はその拳を上へ向けた。

そして、その真上に居た麗日の周りには瓦礫が。

(て、天井に穴！？！？無茶苦茶だべ、、、だけどただ喧嘩をしていただけじゃなかった、緑谷君なりに考えてたんだ、、、)

と感心しながらも水竜は爆豪と緑谷の戦いを見てすごいと思った。

(私も、、私だって、、、)

この戦いは訓練としてはダメダメであったが、水竜は圧倒されていた。

水竜は色々なことを思ったが、とりあえずオールマイトのヒーローチームWIN！と声が響き渡ったところで、1回戦目が終了した。

「負けた方がほぼ無傷で、勝った方が倒れてら、、、」

「勝負に負けて、試合に勝ったというところか」

「訓練だけど」

そうこう離している間爆豪は緑谷に負けた事を思い詰めていた。

(あれは、、過呼吸！？た、大変だべ！！！)

水竜は画面越しでも気づきオールマイトに話しかける。

オールマイトがハッとして急いで現場に向かった。

オールマイトが彼に話しかけることによって少し緩和したようだが彼の顔色はすぐれない。

少し心配しながらも、緑谷は保健室に運ばれ、オールマイトが3人を連れ、戻って来れば講評が始まった。

オ「今戦のベストは飯田少年だな！」

「なな！？」

梅「勝ったお茶子ちゃんか、緑谷ちゃんじゃないの？」

オ「何故だろうな～～～！！わかる人！？」

八「はい、オールマイト先生」

オールマイトが尋ねた瞬間、スっと手を挙げたのは隣に居た百だった。

八「それは飯田さんが一番状況設定に順応していたから。爆豪さんの行動は戦闘を見た限り私怨丸出しの独断。そして先程先生も仰っていた通り屋内での大規模攻撃は愚策。緑谷さんも同様の理由ですね。麗日さんは中盤の気の緩み。そして最後の攻撃が乱暴すぎたこと。ハリボテを『核』として扱っていたらあんな危険な行為出来ませんわ。相手への対策をこなし且つ"『核』の争奪"をきちんと想定していたからこそ。飯田さんは最後対応に遅れた。ヒーローチームの価値は『訓練』だという甘えから生じた反則のようなものですわ」

百の怒涛の解説が始まると、思わずたじろぐ皆。

オールマイトは少し悔しそうに親指を立てて、正解だよ、と言った。

「常に下学上達！一意専心に励まなければトップヒーローになどなれませんので！」

『す、すごいね、、八百万さん』

「ええ、ありがとうございます。」

なんだか冷たい、、？