昼休み1(今吉)今吉side ページ8
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「今吉せんぱ――い。」
諏佐と移動教室のため廊下を歩いているとワシのかわいい彼女の声がした。
「どこ行くんですか?」
めっちゃ笑顔でニコニコしとる。
「今なぁ、家庭科室向かってんねん。」
「先輩、家庭科できるの?」
「ワシ、なめたらアカンで?」
「今吉はすごい手先が器用なんだよ。」
横から諏佐が入ってくる。
「へぇ‥‥」
「んで、どしたんや?」
「あっ。あのね、お弁当一緒に食べませんか?」
ワシにとっては意外な言葉やった。
「今日、おかず作りつぎちゃって‥自信はあまりないんだけどね?あっ!よければ諏佐先輩もご一緒に。」
途中までは良かったんやけど、最後の言葉にムカっときた。
でも今は抑える。
「Aが弁当毎日作ってんのんか?」
「うんっ!」
「俺は行くけど、諏佐はどないする?」
キーンコーンカーンコーン
ちょうどいいタイミングでチャイムが鳴った。
「うわっ。ヤバっ!んじゃ、Aお昼屋上なっ!」
そう言ってワシと諏佐は家庭科室に向けて走っていく。
「りょ―かーい。後でね―。」
のんきなAの声が後ろから聞こえてくる。
「あいつ、大丈夫なんかい。あんなのんきで。」
「まだ2年だから余裕あるんだろ。」
走りながら話すワシら。
「余裕とかそんな問題ちゃうやろっと。」
ギリギリ家庭科室に着いた。
先生はまだおらん。
「セーフやな。」
「なぁ、諏佐、お昼来るんか?」
ワシは正直ドキドキやった。
だって、好きな女と昼飯とか2人っきりで食べたいやん。
「ん?俺は遠慮しとくよ。」
「別に遠慮せんでええで?」
内心、めっちゃ嬉しかったけどいちよう聞いた。
「今吉、2人で食べたいだろ?」
「まぁ‥‥な。」
「だから遠慮しとく。」
「すまんのぉ。」
諏佐はワシの気持ちわかっとるみたいやな。
ワシはそのことにもお昼Aと昼飯食べることも嬉しなった。
―――
諏佐先輩は性格よく解らないので想像です。
あと、今吉さんが手先が器用かどうかも知りません。(笑)
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涼香(プロフ) - ☆麻有☆さん» すいません。嫌なことを思い出させましたね‥‥‥ (2012年8月24日 22時) (携帯から) (レス) id: 8d1ce397fe (このIDを非表示/違反報告)
☆麻有☆(プロフ) - こんなこと元彼とあったな.... (2012年8月24日 15時) (レス) id: 28fa581b98 (このIDを非表示/違反報告)
涼香(プロフ) - 弥生さん» 黒子くん!あんまり書かないので上手かわかりませんけど、頑張ります!!! (2012年8月22日 15時) (携帯から) (レス) id: 8d1ce397fe (このIDを非表示/違反報告)
涼香(プロフ) - まちょさん» いや、黒バスにならってコピーの魔法とか!氷の造形魔法ならそれをコピーして魔法が使える‥みたいな?かっこい―――。私は、グレイが好きかな? (2012年8月22日 15時) (携帯から) (レス) id: 8d1ce397fe (このIDを非表示/違反報告)
まちょ(プロフ) - フェアリーテイルかぁーグレイかっこいいよね!魔法を使う黄瀬くん想像しただけでもいいわぁーwwちなみに黄瀬くんならどんな魔法かな?やっぱ王道の滅竜魔導士系?それともエルザみたいなかんじ? (2012年8月22日 14時) (レス) id: 7f3daf610f (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2012年8月15日 13時