番外編 私とベルモット１ ページ42
「うわ、」
ある日の昼間。
何をするでもなくぷらぷらと外を歩いていた時、思わず声が出てしまうほどの美女を見つけてしまった。
顔も美人、スタイルも完璧、細かい動作や歩き方まで美しい。
この人こそ私の目指す美女だ...！！！
思わずガン見をしていると、これまた美しくこちらを振り向いた美女と目が合った。
「...私に何か用かしら？」
「は！！す、すみません、見つめすぎでしたよね...！」
「ええ、まぁね。随分と熱烈な自然だと思って。」
はわわわ声まで美しい...！！！
感動のあまりヨダレが出そうだよ！どうすればこんな風になれるの？！
なんて言おうか迷って焦っていると、そんな私たちのところへ２人の男性が近寄ってきた。はっきり言ってフツメン。自分をイケメンだと思い込んでいる、勘違い系のやつだろうなぁ。
「お姉さんたち、すっごいキレーじゃん！」
「よかったらさぁ、俺らとカラオケでもいかね？」
うわああああ！信じらんない！！クソみたいな誘い方！！
美女をチラリと盗み見ると、腕を組み目を閉じて全く相手にしていない。つまりこれは、追い払っても問題ないということだ。
私は美女と男達の間にぐいっと入り込むとビシッと男達を指さした。人を指さしちゃいけません？大丈夫、フツメンに人権ないから。
「あなたたちね！このお姉さんが迷惑がってるの見えないの？！」
「え？全然迷惑そうじゃないじゃーん？」
「迷惑なの！！大体カラオケだなんて、美女誘うに相応しくない！誘うならせめてホテルのアフタヌーンティーぐらい言いなさいよ！！」
「アフタ...？なにそれ、お茶の名前？俺あんま詳しくねーんだ、教えてよお姉さーん！」
話にならないんですけど？！
大体フツメンごときが美女に声をかけようなんて、分不相応だっつの！片腹痛いわ！！
と思ってたら、声に出てしまっていたらしい。
「ぷっ、ふふふ...」
後ろで小さく美女の笑う声が聞こえて首だけ振り返ると美女の美しい瞳と目が合った。美女ってほんと何しても綺麗だな...！！
「片腹痛いって、あなたサムライかなにかなのかしら？ふふ...」
「っ、い、いいから俺らと来いよ！！」
「あっ」
なおも美女を連れていこうとフツメンが手を伸ばしてきたので、その手をぴしっとたたき落とす。
どーしてもこの美女をデートに誘いたいと言うならね...
「せめて順番待ちしてくれる？！私が先に美女とおしゃべりするの！あなた達はその次！！」
美女の笑い声が一際大きくなった。
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れい(プロフ) - 復元してくださりありがとうございます!! 此れからの更新も待ってますね (2019年2月23日 21時) (
レス) id: 541088bf06 (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - れいさん» お早いコメントありがとうございます！！なんとかかんとか復元ができましたのでまた続編のほうで続きを書きます…！ありがとうございます(；ω；) (2019年2月23日 17時) (レス) id: 865c783a94 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - キャバ嬢 書きましょう!! (2019年2月23日 17時) (レス) id: 541088bf06 (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - 陽香さん» ひええありがとうございます…！もっと更新できるように頑張ります！！ (2019年2月20日 22時) (レス) id: 865c783a94 (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - ののいろ系女子さん» 最近降谷さんが出てきてませんがそろそろ出てきますので…！よろしくお願いします！ (2019年2月20日 22時) (レス) id: 865c783a94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリス | 作成日時：2018年6月8日 9時
