285)編集会議<You side> ページ35
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A「おはよ！」
チャンミン「おはようございます。早いですね。チョンさんと一緒ならまたギリギリかと。」
A「久しぶりにグッスリと熟睡出来たから！朝もぱっちり目が覚めちゃった！」
チャンミン「…」
A「あ、変な意味じゃないよ////」
チャンミン「そんな事聞いてねぇですよ。余裕ですねぇ…今日から編集会議が始まるというのに。急遽シウォンさんのスタジオでやることになりましたから。出かけますよ。」
A「え？そうなの？」
大好きなユノの匂いに囲まれて眠ったせいか、今朝は本当に寝覚めが良くて
何故か混雑した電車に乗りたいというユノを説き伏せて早めに家を出たんだ。
A「何でまた急にシウォンさんのスタジオで？ここでも出来るのに。」
チャンミン「さぁ？俺にもわかりません。榊さんは直接行くらしいので、俺たちも出かけましょう。」
※
※
※
A「うわー…さすが世界的なカメラマンだね…」
少し車を走らせて川を越えると、急に落ち着いた感じの高級住宅街に入る。
その中の一角にちょっと異彩を放ったモダンな感じの建物があった。
チャンミン「ポルシェとフェラーリ…」
シウォンさんの車なのか、私でも聞いたことがある高級車が並んで、その隣に小さな社用車を停めた。
チャンミンの目がキラキラしてる。
「Aさん！！」
車を降りると、後ろから声をかけられた。
A「カンさん？どうしたんですか？」
日本にいる筈のジェジュンのマネージャーさんがどうして？
カン「昨日の最終便で急遽戻りました。ジェジュンが編集会議に参加するときかなくて！事務所にも内密の帰国だったんで目立つ訳にもいかず、シウォンさんにお願いしてここを借りたんです。」
A「…そうですか」
カン「まったくあいつは！Aさんの事となると言うことを聞かなくて！」
ジェジュンがここにいる。
そう聞いたら身体中の筋肉がこわばる。
ユノに見られてしまったメールの返信もまだ出来ていなかったし。
どんな顔をして会えばいいんだろう…
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作者名：mari
| 作成日時：2018年11月4日 1時
