270)シウォン< DH side> ページ20
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ユノ「Aが…熱を出していて…凄い熱なんだ！」
ドンヘ「Aちゃんが？ わかった！知り合いに医者がいる。ただし野郎だけどな。そのくらい我慢しろ！」
ユノから電話が来たとき、俺の家にはシウォンがいた。
シウォン「どうかしたのか？」
ドンヘ「Aちゃんが熱出して倒れてたって！イトゥクに電話する！」
シウォン「え？Aが？あいつ今朝まで元気そうだったぞ？」
ドンヘ「お前、散々こきつかったんだろう？」
シウォン「…」
心当たりがありそうな顔をするシウォンは放っておいて、唯一の医者の知り合いのイトゥクに電話をかけた。
ドンヘ「もしもし？俺、ドンヘ！イトゥク頼みがあって！」
偶然にも夜勤明けでもうすぐ解放されるというチングは、快くAちゃんのところに行ってくれることになった。
ドンヘ「本当にいい奴だな。お前とは大違い。」
シウォン「おい、お前の怪我を心配して駆けつけてやったのに、その言いぐさは無いだろう？(笑)」
ドンヘ「俺はもう大丈夫だよ。この通りもう傷も塞がってるし。」
俺を心配して韓国に着くなり直ぐに会いに来てくれたのはわかってるさ。ガサツな見かけによらず優しい男だ。
シウォン「なぁ、電話してきた奴はアイツの男？」
ドンヘ「そうだよ。Aちゃんのイケメン彼氏。俺の親友。」
シウォン「ふーん…あいつイケメンにモテるんだな。」
ドンヘ「そうだよ。俺もAちゃん大好き！」
シウォン「お前の事はどうでもいい。そいつ、俺がお前のダチだってこと知ってんの？」
ドンヘ「もちろん。俺が紹介したんだから。でもお前が相当有名なカメラマンだってことは知らなかったみたいだけど。」
シウォン「ふーん…」
ドンヘ「なに？まさかお前も気になっちゃったりしてるわけ？」
シウォン「や、そうじゃなくて。才能ありそうなのに勿体無いと思ってな。」
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271)目覚め< You side>→←269)嫉妬2< YN side>
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作者名：mari
| 作成日時：2018年11月4日 1時
