･･:*:･Chandelier それぞれの愛し方 5･･:*:･ (ページ36)

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236)退院< YN side> ページ36

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ユノ「本当に医者の許可取ったのか？」

ドンヘ「当たり前だろ。退屈すぎて違う病気になるってゴネたら、許してくれた。」

ユノ「ったく。子供か！お前。」

ドンヘの退院が決まったって言うから慌てて病気に来てみれば。

看護師サラ「ドンヘさんたら、ここに来る看護師をナンパしまくるから、婦長が怒っちゃって…」

ユノ「お前な…」

ドンヘ「おばあちゃん看護師しか来なくなったから、婦長に抗議しただけだ！」

ユノ「ほんと…すいませんでした。後でお詫びに。」

サラ「いいんですよ。私たちも楽しかったですし。あー、でもちゃんと傷は定期的に見せに来てくださいね。それが退院の条件ですから。」

ドンヘ「でも外来にはさぁーサラちゃん居ないんだろ？」

ナヨン「そうですね。外来の担当は別なんで。それに私の彼、案外やきもちやきなんです(笑)これ次の外来の予約表です。あと、お薬。説明はここに書かれています。忘れずに必ず飲んでくださいよ？」

ドンヘ「わかってまーす！」

ユノ「おい！真面目に聞けよ！すいません！俺がちゃんとやらせますから。」

サラ「ふふっ…本当にお二人は仲がいいですね。気を付けて帰ってください」

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予定よりも2日も早い退院になった。

ドンヘを乗せて自宅へ送る道すがら

ユノ「なんでだよ？急いで退院しなくちゃいけない理由でもあるのか？」

ドンヘ「シウォンが韓国に戻ってくる。うっかり口滑らせて怪我したって言ったら、撮影を巻いて戻るからってさ。」

ユノ「え？って事はAの仕事も早めに終わるって事か？」

ドンヘ「さあな。撮影終わってもスタッフはやること沢山あるんじゃねえの？てか、お前たち連絡取ってないのか？」

あれ以来、すれ違い続きでまともに話も出来ていない。

メールで近況を連絡する程度になってしまっていて。

ドンヘ「こっちのことはもう大丈夫だから、Aちゃんに連絡してやれよ。」

ユノ「…あ、ああ。そうさせて貰うよ。」

ドンヘを自宅まで送り、途中で買った食料と水をたんまり冷蔵庫に入れて

ユノ「ってか、世話してくれる恋人を作れ！」

ドンヘ「うるせー！自分が幸せだからって調子に乗るなよ！安心してると横からかっさらわれるぞー」

ユノ「…」

やめてくれ。冗談でも今は洒落にならないから。

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