217)馴染むチャンミン<You side> ページ17
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父「Aも座りなさい。早くしないと遅れるだろう？」
武「姉ちゃん、チャンミンさん、メチャクチャ日本語上手いな！」
チャンミン「武くんの韓国語もなかなかですよ。」
なんなの？この感じ。
チャンミンはうちの家族にすっかりと馴染み、息子が二人出来たみたいでお母さんは嬉しそう。
チャンミンも人見知りのくせに、普通に馴染んでる。
チャンミン「ヌナ。夕べはよく眠れましたか？」
A「う、うん。お陰さまで…」
3秒で寝た気がする。
チャンミン「今日はスタジオでの撮影だし、準備は西村さんが行ってくれてるので焦らなくていいです。」
A「うん。ありがと。」
武「いいなぁー ジェジュンと仕事なんて。」
A「そういえばあんた、大ファンなのに、連れてけとか言わないね。」
武「俺はいつか、自分の実力でジェジュンと仕事がしたい。だからズルはしないの！」
A「はー 偉いねぇ…」
チャンミン「卒業したら、韓国で就職するんですよね？ 待ってます。」
武「はい。ユノさんが探してくれて、保証人にまでなってくれました。」
A「え！？ 保証人の話は聞いてない！そうなの？？そういうことは早く言いなさいよ！バカっ！」
武「バカとか言うな！」
父「うるさい！ 静かに食べなさい！」
A「す…すいません…」
チャンミンが片眉を下げてイタズラっ子みたいに笑う。
武と二人で山盛りのご飯をたいらげる姿に
母「もう、チャンミン君もホテルを引き払ってここに泊まればいいじゃない？そうすれば毎日ご飯をここで食べられるし、向かえに来なくてもいいし。」
A「ちょっ…お母さん、何言ってんの！」
チャンミン「とても魅力的なお話なんですが、ユンホさんに殺されそうなので。」
武「ああー確かに。ユノさん姉ちゃんにベタ惚れだもんな。ユノさん程の人ならもっと綺麗でイケてる女の人が周りにいそうなのに。」
A「キレイじゃないし、イケてなくて悪かったわね！」
父「お前たち、いい加減にしろ！」
お父さんの一言でその場が収まった。
チャンミン「Aヌナは、十分にキレイですよ。」
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作者名：mari
| 作成日時：2018年7月7日 0時
