202)ジェジュンの助け<You side> ページ2
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ジェジュン「樹里ちゃん、俺の部屋で一緒に着替えるー？」
ジェジュンがおちゃらけてそんな事を言うから
樹里「やだぁー！ジェジュンさんったら////」
場の空気が一気に和む。
ジェジュンは私との関係を、外にいるファンの子たちや、樹里ちゃんたちにわからないようにしてくれているんだ。
樹里ちゃんにわからないようにペコッと頭を下げると、ジェジュンも一瞬だけニコリと笑う。
着替えを済ませた被写体のふたりは本当に美しかった。
特別な衣装を着ている訳でもないし、メイクも控え目なのに。
まあ、普通のデートを想定してるから当たり前か。
それでもふたりは、撮影場所となるスクリーンを前にしてオーラを放っていた。
スタッフ「シウォンさん入ります！」
スタッフさんの声にその場にいた皆が一瞬で緊張する。
さっき挨拶した時とは全く正反対の、Tシャツとダメージジーンズを来たシウォンさんが、チャンミンを伴ってやって来た。
高級ブランドを身につけたシウォンさんも相当なイケメンだと思うけど、ラフな格好をしているシウォンさんも、スタイルの良さを強調していて本当にカッコいい。
狭い映画館のスクリーンの中はイケメンだらけで、スタッフの女の子たちの出来るか目がハートになっていた。
シウォン「じゃあ、始めます。宜しく。」
でもそこは皆プロらしく、シウォンさんの掛け声とともに配置についた。
シウォン「おい、A！」
A「え？」
シウォン「お前だよ。聞こえないのか？」
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作者名：mari
| 作成日時：2018年7月7日 0時
