160)カメラマン<YN side> ページ10
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「もしもし？ドンヘか？」
ドンヘ「なんだよ！リア充め！俺の恋路を邪魔するな！今、合コン中なんだよ！切るぞ！」
ユノ「○○航空の客室乗務員紹介する。」
ドンヘ「う…しょうがねぇなぁ。なんだよ？緊急事態か？」
ユノ「お前の人脈を貸してくれ。」
シムさんからの頼まれ事は意外な事だった。
《カメラマンがいない》
…20分前
チャンミン「カメラマンが確保できないんです。まるで示し合わせたみたいに断られて。」
ユノ「それって…」
チャンミン「妨害されてる気がします。芸能界では足の引っ張り合いはよくあることですから。大手事務所の息がかかっているなら、日本の有名カメラマンは絶望的です。」
ユノ「Aは？知ってるのか？」
チャンミン「いえ。何も言っていません。僕達の上司は生憎中国に出張中で連絡がつきません。チョンさん、心当たりはありませんか？俺はここから動けなくて。」
プロカメラマンに知り合いはいないけど、ドンヘなら…あいつの人脈ならなんとかなるかも。
合コン中のドンヘを無理矢理拉致して会社に連れ戻した。
ドンヘ「いるにはいるんだけどさぁ…世界的に有名なカメラマン。最近まで海外に行ってて、ちょうど帰ってきてる。」
ユノ「本当か！？すぐ連絡してくれよ。スケジュールも押さえてくれ！」
ドンヘ「いや、でもユノ」
ユノ「早く！急ぐんだよ。報酬なら言い値を払う！」
ドンヘ「わ、わかったって。」
カメラマンが手配出来た事をシムさんに伝えて、俺がかかわっていることをAには言わないように固く口止めをした。
今はキム・ジェジュンが出した宿題に集中して欲しい。
ユノ「ドンヘ。悪い。俺日本に行ってくる。後は頼むな。」
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161)試される絆<You side>→←159)宿題の答え<CM side>
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作者名：mari
| 作成日時：2018年4月19日 23時
