061）友達に<You side> ページ11
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A「ジェジュン。それは私も同じなんだ。言いたいことも言わずに、ジェジュンにわかって欲しいと思ってた。」
ジェジュン「A…」
A「友達だった頃にはあんなに泣いたり怒ったり、言いたい事を言いあえていたのに、いつの間にかそれも出来なくなっちゃったね…」
ジェジュン「…」
A「ジェジュンの負担になりたくなくて…ジェジュンを待つうちに、待つことに疲れてしまったの…」
ジェジュン「カンさんの言う通りだ。Aはわかってくれてると勝手に思ってた。お前の気持ちも考えずに。本当にごめん。でも愛してるんだ。別れるなんて出来ない！」
A「ジェジュン…それは無理だよ。もう…」
ジェジュン「どうして？なんでだよ！」
A「私ね。クリスマスにあなたが来なかったら、もう会うのはやめようと決めてたの。決断出来ない私が神様に委ねる事になっちゃったけど…」
ジェジュン「あの日は…」
A「ううん。怒ってないよ。それに責めてもいない。ジェジュンがあの日に来てくれてたとしても私たちきっと駄目だった。」
ジェジュン「…」
A「神様の判断は正しかったって思いたい。新しい1歩を踏み出すことが出来たから。だからジェジュン…私達、友達に戻ろう？」
ジェジュン「どうしても…？」
私はコクリと頷いた。
ジェジュンは暫くは考えて
ジェジュン「わかった…」
俯いたままそう言った。
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062）今更<YN side>→←060）ごめん<You side>
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作者名：mari
| 作成日時：2018年1月31日 23時
