あなたがやっぱり好きでした 2【N.K】 (ページ17)

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どうしてこうなったページ17

「私だって

冗談だと思いたいよ…」

なんて言えばいいのか

わからなくなって

思わずそう呟いた。

「え、嘘?本当なの?」

信じられないって顔をする理沙。

「そりゃそうなるよね、反応」

私は力なく笑う。

「とりあえずさ。

全部話してよ、翔ちゃんと松潤と話したこと」

相葉ちゃんは単なる好奇心から

そう言ったのかもしれないけど。

私は助け舟を出された気がして

ほっとして全て話した。

私がベル役を

宣告された経緯…。

でも説明しろと言われても

私自身

あんまり実感がないわけで。

時々つっかえながら

頭の中を整理しつつ話した。

なんとか話し終えると

「そりゃあそんなこといきなり言われたら

流石のAでもびっくりするよね」

ほおお

って

理沙が息を漏らした。

その隣では

「まーくん、口。あいてる」

二宮くんに指摘されて

ぽかんとしてた相葉ちゃんが

慌てて口を閉じる。

「んまあ、ともかく、おめでとう?」

理沙が言うと

「そうだね」

「おめでとー！」

三人で拍手してくれた。

私は

全くもって

おめでたいとは思えないんだけど…。