あなたがやっぱり好きでした 2【N.K】 (ページ12)

今日:11 hit、昨日:19 hit、合計:36,885 hit

色々ズレてるページ12

「えー相葉ちゃんガストン?！」

理沙が

目を丸くして叫ぶ。

「そうだよー」

胸を張る相葉ちゃん。

「自信満々に演じろってアドバイスされたのー♪」

嬉しそうに報告してくる。

そんな彼に

「ま、力加減馬鹿男だもんね。

あの見るからにマッチョなガストンにはあってるかもねまーくん」

「ちょっ、それ褒めてる?褒めてるよね?」

「んなわけないでしょうが」

二宮くんがそんなことを言うから

相葉ちゃんも食ってかかる。

ギャーギャー言ってる二人の横

「私ね、三人娘！」

理沙が高らかに宣言した。

真っ先に反応したのは相葉ちゃんだった。

「もーう理沙ちゃん、ドラムロールもなしに言っちゃダメじゃん！」

そこ?

気にするとこそこ?

「あははーごめんごめーん」

能天気に答える理沙も理沙だ。

「でさ、なんなのよ三人娘って…」

二宮くんが

丁度私も疑問に感じてたことを聞いてくれた。

「あのーあれだよ。村娘?」

いやこっちに聞かれても困るし。

「最初、ガストンがベルを追いかけるとこね?

後ろでキャーキャー騒いで、ガストンに堕ちちゃってる三人いる女の子」

あー。

なんかそんな感じの人、いた気がする。

まあそうは言っても

映画をみたのなんて随分前のことだから

あやふやな記憶だけど…。