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悲しい思い出を変えに �� ページ19
ナッツ屋につくと、すぐさまこの間と全く同じオーダーをした勇利に苦笑する。
どれだけ気にしていたのかわかってしまい、別に気にして無かったのに、と思う。
(日本人は義理堅いよね)
しかも、気遣いも上手で、長谷津でのんびり過ごせるのは勇利の周りの人間が自分の事も気遣ってくれているからだ。
それに、海咲の家でも咲香に冬治、英治に修治も何かと世話を焼いてくれて、海咲と居させてくれるから居心地がいい。
(俺、特に何もしていないのにね)
コーチになったのも、海咲を妻にしたのも、どっちもヴィクトルがしたかったからで、二人の気持ちよりも自分の欲求の方を優先したのに二人とも受け入れてくれている。
(いつも、俺は気づくのが遅すぎる)
キラキラした目でナッツを選ぶ二人をくすくすと笑った彼は、クリスマスの新作だというシナモンのまぶされた物を出され、二人を手招きした。
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若桜(プロフ) - 樹さん» お待たせしましてすみませんでした。お陰様でラストまで辿り着けました！なるべく更新出来る様に頑張ります！！ (2018年3月20日 22時) (
レス) id: 11f532c383 (このIDを非表示/違反報告)
樹 - 本編終了おめでとうございます。そして、リクエスト書いてくださってありがとうございます。これからも毎日更新していないか覗きに来ますので、作品楽しみに待ってます。 (2018年3月20日 10時) (レス) id: 8e6b7bcff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：若桜 | 作成日時：2018年3月19日 21時
