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サムリング �� ページ11
興奮したヴィクトルに着替える様に言って間仕切りのカーテンに押し込んだ海咲に、一足期先に着替えたユーリが声を掛けた。
「アイツ、指輪嵌め直したんだな」
「うん、もうGPF終わったからって」
元々、親指のサイズだったのを海咲との結婚指輪で止めていただけだったのだと笑う。
「へぇ」
「ごめんね、ユーリ」
「あ？」
「ぜっかくの優勝だったのに」
「あ〜あいつが全てをぶっ壊す事にはなれてる」
俺がノービスで優勝した時はアイツがジュニアで表彰台総舐めしたし、ジュニアで初めて優勝した時は世界歴代最高得点叩き出したと遠い目をされる。
「本当に、ごめんね」
「全くだ」
もう諦めている、俺は俺である為に高みを目指すだけだとニヤリと笑う。
「いつか、お前の前でヴィクトルを王座から蹴り落としてやる」
FIN...............??
終わり
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作者名：若桜 | 作成日時：2018年3月17日 16時
