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恋人 �� ページ1
あれやこれやと海咲の世話をしたがるヴィクトルに、海咲が一言二言囁き軌道修正をしているのを見てクリスはあのヴィクトルを掌で転がせられるのは海咲だけだね、と笑う。
「でも、ヴィクトルはそれでも幸せそうだ」
「たぶん・・・止められないからじゃないかなぁ」
やりたい事を止められるのって、嫌だけど、やりたい事をこうして欲しいって言われるのって、嬉しいよね？と笑う勇利に、クリスはそうだね、と頷きつつも甘やかしている様で甘やかされている彼にうーん・・・と悩む。
「どっちが年上かわからないね」
「海咲ちゃんじゃないかなぁ」
ちょっと海咲ちゃん自分自身の危機管理能力はないけれど、それ以外は本当にお母さんだよ、と笑う。
「お母さん・・・・うーん？」
確かに、何でも出来るよねぇと噴き出された。
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作者名：若桜 | 作成日時：2018年3月17日 16時
