64。Sho ページ14
紫耀side
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夢を見た。
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Aが、俺の隣で笑って、手を繋いで、キスをした。
''紫耀、大好き!ずっと一緒にいてね!''
''俺もや!離さんからな!''
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けど、ごめんな…A…
1ヶ月もお前と喋ってないな…
俺がしてる事なのに、俺自身が壊れてしまいそうなんや。
早くこんなことやめたい。
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夢を見ながらそんなことを思っていた。
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絶対、また昔みたくなろな…。
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そう誓ったところで、目が覚めた。
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帰ろう。そう思った時に、教室に人がいることに気づいた。
紫「A…」
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Aは、気まずそうにしている。
貴「みつきちゃんがいないから寂しいね、いっつも一緒にいるもんね、」
紫「……ッッ!!」
ショックやった。
自分で招いた結果なのに、すごいショックだった。
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本当は、今すぐにでもAを抱きしめたかった。
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それをする勇気すらない自分が情けなくて本当に悔しかった
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貴「じゃあね、」
そう告げて教室を出ていったAの背中を、涙を流しながら見ていることしかできなかった。
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紫「…Aッッ…グスッ…ごめんな…ほんまにごめん…」
誰もいない教室で、ただただ俺の泣き声と嗚咽が響くだけだった。
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でも、この光景を、岸くんが見ていたことに、気が付かなかった。
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みほ(プロフ) - 更新できないんですか?汗 (2017年8月21日 14時) (レス) id: 25ba19e1ac (このIDを非表示/違反報告)
姫音夢(プロフ) - コメントありがとうございます!更新できずにすいません!これからします! (2017年3月30日 14時) (レス) id: 4c96ca9564 (このIDを非表示/違反報告)
みい - はやく続きがみたい!! (2017年3月30日 10時) (レス) id: c39f69a551 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫音夢 | 作成日時:2017年3月20日 9時