Petite lumiere

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圭人「 りょうくんおはよう。具合どうかな？」


涼介「 ふつう。」


圭人「 良かった。じゃあはい、お熱測ってね。」







毎朝看護師さんの圭人が来て僕を起こしてそのまま健康観察。



僕が体温を測ってる間、
僕に繋がれているチューブや機械などを調節する。








ピピッ



涼介「 鳴ったよ。はい、」


圭人「 はーい。ちょっと高めだね。いつも通りここでゆっくり過ごしててね。」


涼介「 うん。」


圭人「 また朝ごはんの時くるけど先着替える？」


涼介「 ううん、いいや。」


圭人「 わかった。」








僕には心臓病、下半身麻痺がある。






体を自分で自由に動かせるのは今は腕だけでご飯も胃に直接流し込んでいてもう２、３年口から食べれていない。
食べようとすると吐いてしまうから怖いんだ。







ママとパパは僕が生まれて少ししたら理由はお兄ちゃんが秘密にしてるから分からないけどいなくなった。




お兄ちゃんはもう大学生だから１人で生活をしてる。
僕は一度も家に帰ったことがない。








今更帰りたいなとは思わないしこのまま死んだ方が楽なのもわかっているから言われたままに生活をしている。









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