聖なる夜 やっと会えた ページ38
クリスマスの夜、大樹とかと飲むかってなってデパートで惣菜でも買うかって大樹に言えば「ここなら近いな。
運転手さん、ここから真っ直ぐ行って左側にマクドナルドとファミマが並んでるところの奥の道を左に行った所にある⚫⚫にいってください」
「スーパー行くの?
今日なんか混んでるんじゃないの?」
「直人さんの家までの通り道って行ったら通り道だし、俺も可愛いサンタさんに会いたいので行きましょう」
「可愛いサンタさん?」
大樹「ピークの時間は終わってるし、ここめちゃくちゃ芸能人来るから結構お客さんも店員さんも慣れてますから大丈夫です」
そういえばここ岩ちゃんの家の近くだ。
もしかしてそういうこと?
大樹「あくまでも静かにしてください。
ただのお客さんですからね。
この時間は休憩回すぐらいだから二時間ぐらいレジにいるのでアイドルタイムなんです」
生Aちゃんに心が弾んだ俺はいつも以上にカゴをうめていった。
大樹はそれに便乗して酒をたくさん入れてた。
いつのまにか黎弥がカートまで持ってた。
いや構わない待ちに待ったAちゃんとの遭遇だから。
サンタガールのコスプレの若い女の子の店員さんやトナカイコスプレしたイケメンくんのレジを無視して大樹達が並んだレジ。
まず聞こえた声、明るくハキハキした気持ちのいい可愛い声。
そしてサンタガールではなくサンタさん。
でもって俺と同い年。
いや普通に可愛いやないかい!
玲於厳しすぎない?
いや普通以上に可愛いだろ。
笑顔が可愛いってまたときめいたけど、そのあと大樹と黎弥に気付き、たぶん俺にも気づいて、キッっと大樹を睨み付けてから笑うAちゃんが可愛いすぎたんだが。
「お疲れ様」って大樹と黎弥にぽそっと言って、俺にも「お疲れ様です」って言ってくれたんだけど、それであとは普通にレジしてもらって終わり。
えっどうすればお知り合いになれるの?
「普通に可愛いだろあれは」
大樹「サンタの帽子だけで二割増しですね」
黎弥「サンタコスでも色気ありますよね。
スタイルがえろいからなAさん」
「いや黎弥、いやたしかに胸がおっきいのはあれでもめちゃくちゃわかったけど」
「直人さん、ナンパとかしないでくださいね。
自重してくださいよ」
「えっどうすればお近づきになれんの?」
黎弥「Aさんやっばすげー」
大樹「近づかなくていいです。
岩さん怖いし、颯太もすねるし」
蛇の生ごろしじゃん!
154人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:エリー∞ | 作成日時:2023年3月4日 12時