こんな展開望んでません (ページ3)

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音沙汰なし　このままなければいいページ3

イケメンが好きだが、気が強めで、長女気質の無自覚の世話焼きが災いして、向こうから告白されて付き合う人は大抵尻にひかれたい、世話されたい、甘やかされたいみたいな人が多く気づかないうちにだめんずになるし、自分から好きになる人はイケメンのかまってちゃんの我が儘ボーイ(顔はいいけど性格に難のあるタイプ)だから都合のいい女止まりだし、30才過ぎて結婚を考えてた彼氏と7年ぐらい前に別れてからは現実の恋愛はいいやってなって、その頃に臣ちゃんこと、登坂広臣くんに興味持って、三代目を好きになり、そこから直人さんや直己さん繋がりで歌は聞いたことあるけど深く知らないEXILEに興味でて、最終的腐女子気質で、横須賀コンビといわれる哲也さんとケンチさんにはまり、ケンチさんよりの横須賀オタクである。
妹も哲也さんにはまり、EXILE TRIBEのファンクラブに入ってくれたから恩恵に預かってライブいったり、大阪付近にいるときと東京に来てからは、自分の興味のあるコラボがあればアメコに行き、トラステにも寄れたらよるぐらいのライトなファンだ。
まさかあの不思議ちゃんな岩ちゃんが自分に関わりあると思わなかった。

　あれから２ヶ月、何の音沙汰もなく、似たような容貌の人を見たら警戒してしまうぐらいで、このまま何もなければいいなぁと思っていた。

　接客業を長くやってると美人ではないがブスでもないぐらいの私でも時々連絡くださいなんて電話番号やらラインIDを渡されることもあるし、お独り様で居酒屋で飲んでたら声をかけられて奢ってもらうことなんかもある。
そして同僚や同じ敷地の違うテナントの人に告白されることもある。

　だが、まさか酔っぱらった常連客に自分の最寄りのコンビニで絡まれるとは思ってなかったな。

　「児島さん、お家近いんですか？送りましょうか？
それか僕の家で飲みません」

　「いやもうそこなんで大丈夫です」

　「せっかくなんでいいじゃないですか。
明日も夕方からでしょ？」

　「私、買い物しますし、話してるとご迷惑ですし、家、ほんとそこなんで気にしないでください」

　って会話して、しぶしぶ客はコンビニでたけど、あきらか外にいるし、こんな時に気軽に呼べる友人やら家族も東京にはいない。
ワンチャン岩ちゃんに連絡する？
いやいや忙しいし、深夜だし、なんて迷いながら買い物カゴはいっぱいになるし、客はいなくならないし、ストーカーされたら？なんて心配はしてないけど家知られたくないじゃない。
しかも責任者だから常連のお客さんとトラブルは避けたい。