こんな展開望んでません3 (ページ6)

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心が揺れるページ6

剛典くんと過ごしたあの日から仕事をしながらも連絡をくれる人には返していて、自分の八方美人さに嫌気がでる。
でも誰にも嫌われたくないから一対一は避けながら陣くんやそうちゃんたちのお誘いはうけたりしていた。

　のんちゃんはひたすら私を肯定して、愛そうとしてくれる人。
連絡をこまめにくれるけど、恋愛を絡めないところが優しすぎて少し辛い。
　いっちゃんはあの日からしばらく連絡がなかった。
Aさんと初めて二人きりになったあの日に戻りたい。
俺だけに揺れていたあなたを捕まえたいって弱気になりそうになるけど好きで仕方ないってラインがきた。
色んな人に揺れてときめいて流されちゃうけど答えをみつけるから待ってほしいって連絡はした。
　直人くんは誘ってくるし、揺さぶりもする。
私の戸惑いを気づいてるのか、じゃあ電話だけ付き合ってとか譲歩させて、恋愛じゃない話をしつつ、最後に本当は会いたいとか好きだよとか言うから大人だけどずるくてゆらゆら揺れる。
　剛典くんは、会いたいとか好きだとかストレートに愛を伝えてくれるから困るけど嬉しい。
可愛らしい優しい彼の時おりみせる男らしさに弱いし、嫉妬されるのも嫌じゃない。
　そして、惹かれてるくせに恐いのが臣ちゃんだ。
しつこい電話もラインも嫌じゃない。
何より愛しさを感じる。
でも危険だと思ってしまうから彼の真剣さを感じる度に臆病になる。
会うと言ったけど、私が条件をだしてるくせに予定をつめてるからのらりくらりと会うのを避けていたら臣ちゃんがすあんなにも切ない声で会いたいというから明日も仕事なのにヨレヨレのメイクで普段着なのにお店に向かうことにした。