お迎えです ページ15
陣サイド
Aさんとのデートの約束を取り付けた颯太と仲良さをアピールする小瀧くんがAさんの取り合いをしてて、それにちょっかいだす恭平と北人と山彰。
Aさんとあきらかギクシャクしてて苛立ってるいっちゃん。
たこ焼きもオムライスも美味しかったけど、Aさんを帰らしたくない颯太と、小瀧くんがだだこねてる。
颯太「食べたばっかりやん。
まだええやん」
小瀧「まだ三時間経ってないやん」
「三人とも仕事終わったみたいだからそろそろ行くね」
樹「どこで会うんですか？」
「直人くんのお家で」
小瀧「じゃあ俺、流星の家「流星くん撮影で泊まりだって言ってたやん？」
小瀧「そうやったっけ。
流星タイミングわるいな」
インターフォンがなったのでこんな夜に誰やって思ったら登坂さんでした。
臣「陣、Aちゃん迎えに来たから入れて」
「Aさん、登坂さんがお迎えに来たで。
もうすぐあがってくるんちゃうかな」
「じゃあ私、行くね。
みんなまたね」
Aさんが玄関に行くのに着いていく颯太と小瀧くんと樹と俺。
チャイムがなったので、出ようとしたAさんが開ければ登坂さんが笑顔で入ってきて「Aちゃん、そのコートめっちゃ似合う」ってすかさず誉める。
「ありがとう。
ちょっと高かったけど買って良かった」
モテる男やなって感心してしまった。
臣「みんなお疲れ様。
お姫様連れていくね。
お見送りありがと」
「お姫様とかないわー」
臣「だって騎士がたくさんいるじゃん」
小瀧「いや俺は王子様なんで」
颯太「僕も守るだけとかないです」
樹「臣さんは王子キャラじゃないです」
臣「まぁたしかに王子はがんちゃんだよね。
まぁいいや、行こ」
「じゃあみんなまたね」
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作者名：エリー∞ | 作成日時：2023年8月22日 22時
