ひまわり畑 (ページ30)

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はちあわせページ30

「あれっ、Aちゃん？八乙女さんに中島も、どーしたの？」

伊野尾ちゃんの後ろから顔だしてみたら

Aちゃんも八乙女さんも、まさかの中島もいる

八乙女「えっ…？あ、手越さん。おはようございます」

一応場所をわきまえてか、控えめに挨拶された

後ろからはAちゃんがひょこっと顔をだしてる

カーワイ…♪

ーあれ

八乙女さんとAちゃん

手繋いでる…？

伊野尾「皆さん誰かのお見舞いですか？

八乙女「今日はこいつの検診の付き添いできています
この前は皆さん来ていただいてありがとうございました。オンエア後すごく好評なんですよ、うちの野菜っ」

伊野尾「本当ですかー！よかったぁ、ロケに行った甲斐がありました。
番組スタッフにも伝えておきますね♪

八乙女「はいっ。ぜびまた来てください！」

伊野尾ちゃんと八乙女さんってすごい気が合うんだな…w

「中島は？今日はどーしたの」

なんとなく輪から離れてる中島に声をかけた

中島「え？…あぁ。オレのお袋、昨日から入院しててさ。
急だったから、荷物とか着替え持って来たんだ。

「えっ！おばさん入院してんの？？どこが悪いの…？

中島「ちょっと昨日頭をぶつけてね。救急車で運ばれたんだ。
あ、でも今はもう平気だからさ。
じゃ、オレ行くわ」

「お、おうっ、じゃあな…あ、病室どこ？お見舞いに…」

ーーって、もう行っちゃったし

なんだよ…。そっけねーな

あっ…そんな事より八乙女さん

この前の事言ってないよな…！？

八乙女「この前もテゴマスさんで来てくれたんですけどね～、なんか時間ないとかですぐ帰っちゃったんですよぉ

伊野尾「え…。そうなんですか？？」

やっべぇ…(汗)

一人で内心焦っていた時だった

A「ーーいた…っ

八乙女「ーん？A？」

八乙女さんの横にいたAちゃんが、いきなり頭を抑えてうずくまった

「ー！大丈夫？」

オレも思わず駆け寄るけど

伊野尾ちゃんにやんわりガードされる

八乙女「やっぱまた痛くなってきたか…。
すみません、オレらも行きますね。
手越さん、またよかったらうちの農園きてくださいね♪」

それだけ言って、八乙女さんはAちゃんを連れて奥に歩いて行った

大丈夫かな…Aちゃん

伊野尾「ーさ、てごにゃん。話を聞こうか」

大丈夫じゃないのは俺か…(汗)