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ガチャ
「ただいま
A「おかえりー。意外と早かったね♪
夜8時
当日に向けての最終調整も終わって、ボランティアチームとの準備も完了
あとは明日に備えてみんな今日も外出禁止！とゆう通達をだしたら
誰も不満を言わなかった
「お前が考えたプラン大成功だわw
誰もツアー中夜遊びしなくなったw
A「でしょー？wだって出掛ける必要ないもん。全部あるからここ♪」
こいつが考えて俺を寝不足にしてまで練り上げたプラン
それは
ホテル内の娯楽スペースを充実させることだった
ゲーム機もすべて最新をとりいれ
カラオケルーム
BAR
サウナ
室内フットサル
バスケットスペース
中庭のペットスペース
などなど
おおの一族の財をふんだんに使った施設が四カ月足らずで全部出来上がっていた
金持ちの考えてる事はわかんねw
でもそれだけじゃないのがおおの流
ここのゲーム機で手に入れたカードは地元の商店街にあるゲームセンターで使用でき
カラオケルームで高得点を出すと街のデパートの金券が貰えるといった
あくまでも街の宣伝を目的としてつくられている
まぁ今は試験的に導入されているだけだから
今回俺らの反応を見て
今後とりいれるか検討するらしいけど
「まんまと俺らはモニターとして使われてるなw
「貴久と同じ事言ってるw……と。あ、お風呂入る？お湯たまってるよ」
俺の目を一瞬避けるようにして話題を変えてきた
お前も分かりやすいよな…
「一緒に入ろうぜ、風呂
A「え／／いいよ…。カズ兄疲れてるでしょ？
一人でゆっくり入んなよ」
そう言って洗面所に俺のタオルを用意してくれた
なんかしっくりこないんだよね…
なんだ…？なんでオレこんなにイラつくの
A「ほらはやくっ！カズ兄？」
あぁ…。わかった
ーーグイッ
A「ーうわっ
オレは洗面所から出てきた彼女の腕を引っ張ってソファーに押し倒した
A「なっ…どーしたの？かずに
「なんで？
覆い被さった状態で遮るように聞き返す
A「え…？なに
「なんでオレは名前で呼んでくれねーの？
また遮る
A「ちょっ…んッ
ーーチュッ、チュ…チュウ…チュパッ…
今度はキスで遮りながら
「なんで…なんであいつの事は今でも名前で呼ぶのに…オレは…まだ…っ
A「かず兄…？なんで泣いてるの？」
聞かれて
気づいて
でも
「お前も泣いてんじゃん…」
二人とも
泣いてたんだ…
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作者名：eriko0826 | 作成日時：2018年4月24日 8時
