ー ページ39
朝9時
プシューー…
「着いたぁぁぁ〜〜ーー
手越「遠いなぁーやっぱりw
加藤「疲れたぁぁ
降りた人間から順に背伸びをする
間に休憩を何度も挟んだとはいえ、やっぱ何度きてもここは遠いw
高木「俺たちは先に荷物を部屋に入れておくので先にいっててください。」
小山「そう？ありがと。
じゃ行くか。
自分のバッグだけ各自持ってホテルの入り口に待機している社長のところにみんなで向かう
ん…？
となりのあの女の人…ハルさん？ちがうな…。
でも見覚えが……って
「A？？」
A「いらっしゃいませ。NEWSの皆様。
お待ちしておりました♪」
なんと
そこには
おおの社長とスーツ姿のAがいた
胸についてるネームプレートには
『支配人見習い
おおのA』
「えっ…。研修もう終わったの？？支配人見習いって…スゲーじゃんっ！」
A「フフッ…wありがとう。
おおの「さぁ皆さん、立ち話もなんなんでどーぞ中へ。
中庭のカフェテリアでお茶でもいかがですか？」
小山「ありがとうございます！
あの…今回はうちのペットも連れてきていいって言われてたんでみんな連れてきたんですけど
入れて大丈夫ですか？
A「もちろん♪
カフェテリア内にドックランとキャットタワーがあるので、そこで遊ばせてあげてください」
ドックランに…キャットタワー？
そんなのあったっけ？？
ー
ーキャンッキャンキャンッ…
ーンニャ〜…
中庭のカフェテリア
ほんとだ…あった…。
中には手越と小山のペット以外にも、何匹かスタッフのペットもいて
みんな各々楽しんでる
「だいぶ…内装変わってない？前はこんなの無かったじゃん
A「今日から試験的に置いてるの。
みんなのペットの反応を見て今後このエリアをオープンしようか決めようと思ってね？
なるほど…
「こいつらはモニターってワケねw
A「そーゆう事w」
この子…こんなにちゃっかりしてたっけ…w
でも本当に久しぶり
俺の気持ちはあれから相変わらず変わってないのに
彼女はしっかり地に足をついて前を向いている
隣に並んで話してるのに
透明な分厚い壁を感じた
A「あっ。あれ見て？あのキャットタワーは私が作ったんだよ♪
「え？どれ？…ーっ！」
しかも
左手で指さした先を見ようとしたとき
見ちゃったんだ
彼女の左手薬指に光る
シルバーのラブリングを…
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作者名：eriko0826 | 作成日時：2018年4月24日 8時
