ひまわり畑 (ページ33)

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翌日

ガチャ
「かずなりさんって今どこにいるんだけ？」

「「「え？」」」

「ん？」

NEWSの控え室入ってみんなに聞いたら

みんなが驚いた顔してこっちを見た

手越「まっすー、かずなりさんになんか用事あった？

小山「俺行こうか？

加藤「それかみんなで行くか？」

あら

もしかしてみんな気を使ってくれてる？？

「っ大丈夫だよw
昨日言ってた演出の件、相談しようとおもってさ。
あの人あの会場担当してんでしょ？」

山田「かずなりさん、昨日からおおの社長と打ち合わせのため向こうに行ってますね」

タブレットで確認しながら山田が教えてくれた。

「そっか…今は向こうか…。

じゃちょっと電話してみるよ。
山田、悪いけどあの人に空いてる時間ないか聞いてもらえる？
打ち合わせ中だったら悪いし

山田「メールしておきます。」

「サンキュ。
よし、あ、それでさー昨日考えてみたんだけどぉ

加藤「お、さっそく？なになに

小山「増田さんも仕事早いね～

手越「俺の採用してくれた～？

しばらくはコンサートの打ち合わせで盛り上がった

心配してくれるのは嬉しいけどさ。

俺もいつまでも気にしてるわけにはいかないから。

だって俺はNEWSだもん

かずなりside

山田『増田さんがそっちの会場でやるコンサートについて相談したいことがあるそうなので、都合の良い時間を教えてください』

まっすー…。相談したいことってなんだろ…？

あいつからはあの一件以来ずっと避けられてたからなぁ…。ムリもないか

でも仕事の話をあいつからしてくるなんて

嬉しいじゃないの。

あいつも前向いてんだな。

それならそれで良いことだ。うん

『少し遅くなるけど20時からなら良いよって伝えといて』

ーピッ
送信…っと

「ぃよっしゃーー、がんばろ～～っ」

おおの「気合い入ってんねぇw」

ロビーのソファーで背伸びしながら気合い入れてたら後ろからおーちゃんに声をかけられた。

あ、ちがうか

「これはこれはおおの社長w

おおの「もーいいからw

「打ち合せの続き？

おおの「いや…。ちょっとお前と話そうと思ってさ」

おもむろに向かいのソファーに座った

おおの「Aと付き合ってるって…本当？」

あー…A言っちゃったか…。

まぁ口止めにはしてなかったしな

「ああ…。付き合ってるよ」

おおの「そっか…やっぱりあの2人ダメだったか…」

なんか不思議

俺、こいつの妹と付き合ってるんだ…