ひまわり畑 (ページ32)

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「俺…信頼してもらえてるかな…。
ここ2年ほど毎日泣かせてるんだけど…」

倉科「あら。自由に泣ける場所があるのっていいじゃない。
あなたは彼女に毎日安心して泣ける居場所を提供してたんだよ。

あ…そーいえば…そっか…だからか

「…なにが？

倉科「ふふッ…彼…。増田くんも感じてたんでしょうね。

あなたが彼女の事を本当に信頼して、本当に守ろうとしている気持ちが伝わったから
あなたには妬かなかったのかもね…？」

そっか…

だから安心してくれたんだ…。

彼女が俺といる事を…。

「……俺は彼にひどい事言ったんだね

倉科「言っちゃった事はもー仕方ない。
また会えたら謝ればいいんだよ。」

なんか、カナって…

「学校の先生みたいだね…カナは

倉科「一応病院の先生ですけどw
あれ。知らなかった？名刺もう一回渡そうか？

「アハハw一枚で充分w」

この子といると楽しい

またAに会わしたら良い友達になれるかな…

「いつかさ…。俺の地元に一緒に来てくれる？

倉科「え…？いいの…？」

少し驚いた彼女が俺を包んでいた腕を解いたから

今度は俺がカナを胸に収めて

「うん…。きみに会わせたい人がたくさんいるんだ…。だから…

もう寝よう…？カナ…」

そのまま抱き締めて、眠りについた

増田side

１月

コンサートの演目決めも佳境

でもここで一つ問題がでてきた。

今回のコンサート会場は演出的にどれも同じボリュームでいけそうだったんだけど

ただ一箇所
おおのフォールディングのコンサートホールだけは、同じ演出では難しいとゆうことが発覚した

加藤「そんなの前から分かってたんじゃないの？」

今回演出を担当してるシゲは朝からその事でイライラしている

こいつドラマの撮影しながら演出考えてたからなー…。

目が血走ってますよシゲさん…。

うーん…どーしたもんか…。

手越「なぁなぁ、NEVERLANDのときみたいに大合唱とかしたら盛り上がるんじゃね？」

大合唱か…

小山「そーいえば…。まっすー前にイベントで地元の学生さん達とゴスペル入れて歌ってたよね」

ゴスペル…そうだ…。でもまたあのメンバーってのもな…

加藤「ステージの形状的にはいけそうだよね。
何人までならいけそうかなぁ…」

有岡「大晦日に行われた第九コンサートでは合唱団だけで100人いけたそうですよ」

100人か…。イベントでもやったな…。

「ちょっと俺に預からせてよ、そこの演出」

いけるかも…！