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かずなりside
「ーーは？変更？」
前日の夜
マネージャー陣とNEWSのリーダーのみでの最終事前打ち合わせで、曲順の変更の話をうけた
山田「増田そんな事言ってきたんですか？
小山「いやいや、俺らもさ？よくよく考えたらそれもありかなぁ？って思ってるんだよね…。
どうかな、やっぱりキツイ？」
場を落ち着かせようとしてか、小山は穏やかに俺たちに提案してきた
高木「まぁ、どちらもジュニアは出てこない演出になってますしね…
伊野尾「問題ないんじゃない？
ありおか「舞台監督チームに話通しときます！
山田「増田がわがままを言ってすみません。俺が付いていながらいつも迷惑ばかりかけて…」
山田…。お前はなんも悪くねーんだよ
「ーよしっ、じゃ、明日のラストはさくらガールでいこう。
では解散っ！」
ーーハイっおつかれ様でしたっ
みんな散り散りに部屋を出てスマホで各担当者と連絡をとりはじめた
山田は少しうなだれてたけど、伊野尾に背中をたたかれて一緒に出て行った。
それにしても
あの赤髪
何を考えてんだか…
〜♪
お、電話だ
小山side
ふう…
なんとかなりそうだな…。
本当はかずなりさんに増田のこと聞きたかったんだけど
打ち合わせ終わったらすぐ電話しに部屋でちゃった…
手越から
『俺が付き合ってやるって言ってたのにあいつ一人で話つけにいきやがった！』って言われときは
またまっすー無理して一人で…って思ったけど
こればっかはあんまり俺らも口出しできないからな…
かずなりさんに俺が聞くのもちがうか…
かずなり「ーーなんだよwまたお前泣いてんのかよ〜。」
部屋を出て、通路を歩いてたら
空き部屋からかずなりさんの声がした
ーん？電話かな？
かずなり「お前そんなこと言ってちゃダメだろ。ーーそれはダメだよ、ちゃんと行け？
ーーあぁ、ツアー終わったらまた帰るからさ。お前もまた日本に帰ってこいよ。俺も逢いたいし」
ーお…もしかして相手はAさん…？
いけない事とは思いながらもこっそり盗み聞き
かずなり「帰りたくないならいいよ？俺が行くから。
ーえ？ああ。本気だよ、俺は。
お前の事、本当に愛してるから…」
ーー！
かずなりさん
あんた本当に…
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作者名：eriko0826 | 作成日時：2018年4月24日 8時
