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第64話 ページ21

奥座敷へ入るとそこは、まるで別世界の様に
きらびやかな景色が広がっており

綺麗な着物を来た中校長と御姉様方に
「ようこそ花園会へ」とにこやかに迎えて
貰ったのだった。

姫様を筆頭に花名と自己紹介を順番に行った後話題は自然と私達の花名へと移行して行ったのだった。

花姫1:「今井さんは小柄で可愛いらしく綺麗な紫色の瞳をしているから菫の君なんてどうかしら?」

花姫2:「いいえ。今井さんに菫なんて小振りな花似合わないわよ。それより紫色の綺麗な瞳をしているから若紫なんてどうかしら?」と

そう花姫達は、楽しそうに話だし私達が呆気にとられていると姫様が

姫様:「いきなり驚かせてしまったわね…
彼女達は私の可愛いお花達。花園会では花姫達は花名で呼び会うのが習わしになっているの」

そう蛍ちゃんと私に向けて話していると…
ふと急に姫様の視線が蛍ちゃんを捕らえ

姫様:「紫色の綺麗な瞳…そうね貴女の花名は若紫で決定ね。」と話し蛍ちゃんの花名は若紫に決定する。

続いて花姫達の視線は私を捉えどんな花名がいいかしら?と楽しそうに話している。

花姫3:「月島さんのグレーの綺麗な瞳の中に
落ち着いてどこか強い思いを秘めている様に感じるから雪柳の君」なんてどうかしら?
と一人の花姫の発言に

花姫達:「あらその花名素敵ね〜」と皆同調し私の花名は雪柳の君に決定したのだった。

その後棗君は紅蓮の君。ルカ君は向日葵の君(略してひまわりちゃん)と次々花名が決まり

次は、蜜柑ちゃんの番かと思われた時
モッチモッチ粉の効力が切れ私達は一人で動ける自由を噛み締めていた。

その後宴の準備が出来たとの事で宴の席へと移動したのだった。

歓迎の宴が始まってからと言うもの
給仕をしている花姫の蜜柑ちゃんへの対応が
余りにもお粗末なのが引っ掛かり

従者のアリスを少しだけこっそり使い
撫子御姉様に可愛らしく私は話し掛ける。

貴方:「撫子御姉様…私にお食事を持ってきて
頂けるのはとっても嬉しいんですけれど
もう胸もお腹も一杯で食べれないので
蜜柑ちゃんにこのお食事を分けてあげて頂きたいのですけれど」と笑顔で小首を傾げ話すと

撫子:「可愛い//そうね彼女にあげる事にするわ//」と蜜柑ちゃんに食事を渡してくれたのだった。

私は、無事食事を幸せそうに食べている
蜜柑ちゃんを見て「良かった」と一安心していたのだった。

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かぴ(プロフ) - 舞さん» 舞様。応援コメントありがとうございます!これからも楽しんで頂ける様な作品作りをしていきます!コメントありがとうございましたm(__)m (2019年5月2日 22時) (レス) id: e2ca91722a (このIDを非表示/違反報告)
- 続き楽しみにしてます! (2019年5月2日 14時) (レス) id: bf1b0cff62 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:秋桜 | 作成日時:2019年4月18日 23時

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