第62話 ページ19
皆：「「こ…これって抽選玉！？蜜柑ちゃんおめでとう！！凄いね♪」」
そう皆に祝福され嬉しそうな表情で皆に
「ありがとう！」とお礼を言う蜜柑ちゃんは…
蜜柑：「蛍！えりかちゃん！抽選玉当たったで！これでうちも花園会へ行けるんやな♪」
と嬉しそうに抽選玉見せはしゃぐ蜜柑ちゃんに…
貴方：「うん！おめでとう♪蜜柑ちゃんと一緒に新年会行けて嬉しいな♪」と心配の表情を
悟られない様私は…一瞬で表情を笑顔に変え
話したのだった。
抽選玉騒ぎが落ち着きを取り戻して来た頃…
私の感じる不安が…とある一つの間違えから
的中する事となった。
？：「「ぎゃー！」」
？：「「やーん何これ！？離れない！」」
とクラスメイトの悲鳴が寮内を飛び交った瞬間に…
私は、蛍ちゃんとルカ君と…
蜜柑ちゃんは、棗君と体がぴったりくっつき
離れなくなってしまったのだった。
貴方：「これは一体…何がどうしたのかしら…」
とため息をついていると…
タカハシさんが…「あー！！ダレダスか！？
間違えてモッチモッチ粉を餅に入れたのわ！」
と空の袋を皆に見せていると…
少し青ざめ…小さく手を上げる蜜柑ちゃんの姿があったのだった。
蜜柑：「皆ほんまごめん…でもわざとじゃないんや…餅を作ってる近くにその袋があって…
てっきり入れ忘れやと思って…入れてしまったんや…」そう申し訳なく話す蜜柑ちゃんに…
貴方：「知らなかったんだし…仕方ないよ。
蜜柑ちゃん気にしないで！」と落ち込んでいる蜜柑ちゃんに笑顔で声を掛けたのだった。
蛍：「まぁ…やってしまった物は仕方ないけれど…明日の花園会は一体どうなるのかしら…」と黒いオーラを放ちながら蜜柑ちゃんを見つめる蛍ちゃん…。
そんな蛍ちゃんとは、対称的に…私はこれで行かなくて済むかも…と小さく安堵のため息をついていた。
鳴海先生が騒ぎを聞きつけ…寮へ駆けつけ…
モッチモッチ粉の説明書きを読んでくれる。
鳴海：「早ければ…一時間程で効力が切れる人もいれば…菌との相性がいい人は…24時間効力が続く人もいる」そうだよ♪と教えてくれたのだった。
一時間程たった頃…私達以外の皆は…
効力が無くなった様で自由の喜びを噛み締めていて…
蜜柑：「あ…！うちらも離れそう！」そう話し
蜜柑ちゃんは棗君と離れようとしていると…
棗君は蜜柑ちゃんの手をギュッと握り…
棗：「離れねぇ…」と言ったのだった。
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かぴ(プロフ) - 舞さん» 舞様。応援コメントありがとうございます！これからも楽しんで頂ける様な作品作りをしていきます！コメントありがとうございましたm(__)m (2019年5月2日 22時) (
レス) id: e2ca91722a (このIDを非表示/違反報告)
舞 - 続き楽しみにしてます！ (2019年5月2日 14時) (レス) id: bf1b0cff62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋桜 | 作成日時：2019年4月18日 23時
