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第61話 ページ18

貴方:(花園会か…何も起こらなきゃいいけど…
こう言う時の私の勘って当たるからな…)
と少し深刻そうな表情で考えていると…

蜜柑:「えりかちゃん…そない難しそうな顔してどうしたん…?」と心配そうに聞かれ…

貴方:「ごめんごめん…私人見知りだから…
上手く馴染めるか不安になっちゃって…」

「でも…折角のお誘いだし楽しむ事にするよ♪
蜜柑ちゃん気にかけてくれてありがとね」
と笑顔を作り蜜柑ちゃんに話したのだった。

こうして怒濤の様に…元旦の1日は終わりを告げ…次の日の朝を迎えた。

蜜柑:「今日は、寮で餅つき大会や〜♪」と
何やら朝からハイテンションの蜜柑ちゃんと
蛍ちゃんの2人に連れられ…食堂へ来ていた。

皆で順番にお餅つきの体験をした後…
均等に餅を切り分けて貰い…思い思いの
お餅作りを楽しみ食べたのだった。

私は、揚げ餅にシナモンシュガーをかけ
食べていると…

蛍ちゃんが近くに寄ってきて…私とルカ君のお餅を摘まみ食いして行く…

そんな蛍ちゃんを2人で呆然と見ていると…
ふとルカ君と目が合いクスッと笑い合った。

ルカ:「月島良かったら俺の餅食べるか?」と聞かれた為…。

貴方:「うん…♪じゃあ交換しよ」とお互いのお餅を交換し食べ…

蜜柑ちゃんも…何やら棗君に餅をあげている様だった。

お餅を食べ終わった後…何やら蜜柑ちゃん達が
目を輝かせ話をしてた。

蜜柑:「あんなちゃん…それほんま!?」
そう興奮ぎみに話す蜜柑ちゃんに…

貴方:「蜜柑ちゃん達どうかしたの?」と話し掛けると…

蜜柑:「あのな…えりかちゃん達が行くサロンに毎年中等部校長の気まぐれで抽選玉を一つどこかに紛れさせているらしくてな…」

「なんとその抽選玉を当てた生徒は特別枠
として…新年会に参加出来る権利が得られるんやて!」

そう私に説明しながら…蜜柑ちゃん達はあちこち必死に探すも見つからず…皆が諦めかけていた時

貴方:「あれ…?そこに落ちてるお年玉袋…それ蜜柑ちゃんのだよね?」と聞くと…

蜜柑:「あ…!ほんまや!えりかちゃん気づいてくれてありがとう!」と袋に手を掛けた瞬間に…
中から桜吹雪と共に…抽選玉が出てきたのだった。

貴方:(こんな偶然ってあるのかしら…)と
抽選玉の行先に不信感を覚えた私と棗君は…心配そうに蜜柑ちゃんを見つめていたのだった。

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かぴ(プロフ) - 舞さん» 舞様。応援コメントありがとうございます!これからも楽しんで頂ける様な作品作りをしていきます!コメントありがとうございましたm(__)m (2019年5月2日 22時) (レス) id: e2ca91722a (このIDを非表示/違反報告)
- 続き楽しみにしてます! (2019年5月2日 14時) (レス) id: bf1b0cff62 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:秋桜 | 作成日時:2019年4月18日 23時

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