第44話 ページ1
2人の間を心地よい夜風が吹き抜ける…。
貴方：(明後日からは…またいつもの学園生活に戻り…蓮とは暫くまた会えなくなる…。)
頭の中では…仕方のない事だと分かっていても
やはり寂しい気持ちは拭えず…蓮にダメ元で
お願いをしてみる事にした…。
貴方：「蓮…あのね…お願いがあるのだけど…」
そう緊張の面持ちで話し掛けると…
蓮：「はい…。えりかお嬢様…。お願いとは
何で御座いましょうか…？」と聞かれ…
貴方：「明日私と2人で…学園に帰るまでの間
思い出作りの為に…デートして欲しいの…。」
そうどこか真剣な表情で話すと…
蓮は、一瞬何かを考え表情を曇らせるが…
その後…
蓮：「はい…。それがえりかお嬢様のお望みならば…喜んでお付き合い致しましょう。」といつもの完璧な笑顔で答えてくれたのだった…。
「一先ず…今夜はもう遅い時間ですから…
お部屋までお送り致しますので…どうぞゆっくりお休み下さいませ。」
と部屋に送って貰い…私は、長旅からの疲れか
すぐ夢の世界へと落ちていったのだった。
次の日の朝…
私は…お屋敷内で一番仲の良いメイドさんを
皆に内緒で呼び出し…蓮とのデート服のコーディネートを一緒に考えて貰っていた…。
貴方：(蓮との記念すべき初デートなのだから
どうせなら…一番可愛い私を観て貰いたい…。)
そう考えながら…一生懸命メイドさんと2人で
試行錯誤を重ねながら…デート服を決め着替える。
貴方：「…／／どうかしら？変じゃない…？」
そう不安そうに聞くと…
メイド：「えりかお嬢様…その服とても良くお似合いですよ♪折角なので…ヘアセットとメイクもさせて頂きますね…。」
そう話し…手早くヘアセットとメイクをして貰い
蓮の元へ向かったのだった…。
貴方：「蓮…。お待たせ…待たせちゃったかしら…？」そう話し掛けると…
蓮は、私に向かって優しく微笑み…
蓮：「いいえ…今来たところで御座いますので…全然大丈夫で御座いますよ。」と話し…
いつも通りにこやかに迎えてくれたのだった。
車に2人で乗り込み…蓮はいつも通り丁寧に
「行き先はどちらになさいますか？」と話し掛けられた為…
貴方：「久しぶりにプラネタリウムが観たいわ…。」と話すと…
蓮：「かしこまりました。プラネタリウムで御座いますね。」と話し車を走らせ目的地へと向かったのだった。
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かぴ(プロフ) - 舞さん» 舞様。応援コメントありがとうございます！これからも楽しんで頂ける様な作品作りをしていきます！コメントありがとうございましたm(__)m (2019年5月2日 22時) (
レス) id: e2ca91722a (このIDを非表示/違反報告)
舞 - 続き楽しみにしてます！ (2019年5月2日 14時) (レス) id: bf1b0cff62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋桜 | 作成日時：2019年4月18日 23時
