18：自己ちゅーの王様 ページ19
貴方side
月 ｢君、こいつがなんで王様って
呼ばれてるか知らないのか？｣
日 ｢？こいつがなんかすげー上手いから、
他の学校の奴がビビって呼んだとかじゃないの？｣
日向。違うんだよ、
影山は強くて強くて
とっても弱いんだよ。
月 ｢そう思ってる奴も結構いると思うけどね｣
月島がははっって笑う。
性格わっる。
月 ｢噂じゃコート上の王様って異名
北川第一の連中がつけたらしいじゃん
王様のチームメイトがさ、
意味は
自己チューの王様
横暴な独裁者
噂だけは聞いてたことあったけど
あの試合見て納得いったよ。
横暴すぎて
あの決勝
ベンチ下げられてたもんね｣
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影山side
｢もっとはやく！！｣
｢くっ｣
｢ふざけんな！！｣
｢無茶すぎんだよお前のトス！！
撃てなきゃ意味ねぇだろうが！！｣
けどこのブロック振り切らなきゃ勝てねぇだろ
ここで終わんのか？
負けんのか！？
違う
俺は全国へ行く！！
｢もっとはやく動け！！
もっと高く飛べ！！
俺のトスにあわせろ！！
勝ちたいなら！！！！！！｣
そして第1セット
相手のセットポイント
トスを上げた先
そこには誰もいなかった
それはあの日何度目かのコンビミス
でも最後のあれは
ミス
じゃない
あれは拒絶だ。
もうお前にはついて行かないと
アイツらが俺にいった一球だった
｢影山お前もうベンチ下がれ。｣
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作者名：小日向 ゆのん | 作成日時：2020年6月26日 14時
